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書きたいだけ書くnote日記 2022/04/20

 鼻歌が『禁区』、鍋から食べる、薄口接触者、お隣の引っ越し、など。

2022/04/20 我が名は上書き保存の鬼

 弁当を作る。今日はあえてノープランで挑む。もちろん、材料は潤沢にある状態。普通に出来た。キラーアイテム、タコさんウインナーを投入。弁当に盛り込んでいく途中から、なんだか古い歌が口から出てくる。

私からサヨナラしなければ
この恋は終わらないのね
ズルい人大人のやり方ね
ため息1つまた罠かける

こういうAメロ。もう中森明菜だとはわかった。『十戒』だっけ?なんだっけこの曲、とそのままBメロを進み、サビ。2フレーズ目の、

戸惑いはもう愛ね
そろそろ禁区

で、あっ、『禁区』や!と気づく。

 明菜ちゃん素敵。作詞は売野雅勇さん。私はこの時代の作詞は売野さんが一番だと思う。

 最近こうして、タイトルを含む部分まで来てやっと気づく。鈍っている。これは古い曲だからなるのではなく、最近の曲でもなる。こないだは米津玄師『Lemon』でもなった。「苦いLemonのにおい~」まで歌ってやっとわかった。これは多分、老化だろうと思う。

 朝やるべきことをして、作歌。本格的に取り組むのは久しぶりだ。ここのところ忙しいのと常に誰か家にいることで書けずにいた。あと、しばらく書かないとちょっとこわくなる。もう自分が納得するものは書けないのかもしれない、と思ってしまう。頭の中のイメージを膨らませながら、歌稿のファイルを整理したり、手帳をつける。

 ここしばらく、心身ともに絶不調で手帳も書けなかった。書けないから開かない。実に2ヶ月ほどもこんなだった。これは大問題で、予定が全く把握できないということだ。記憶だけの綱渡りが出来るほど明晰でもないのに。
 とりあえず、これを立ち直りの一歩目にすべく、2ヶ月前からあったことと、この先2ヶ月ほどの〆切と外出の予定を書き入れた。

 自分としては予定はそんなにない、自由でありつつも淋しいご身分、と思っていたけれど、まあまあ色々あって驚いた。毎日覗いて今の悪い意味でぷわぷわ浮かんでる状態をなんとかしたいところ。

歌を作る。消えるとこわいので上書き保存の鬼と化す。すでに作っていた分の続きなので程なく完成。午後からは俳句を作るので、ここで昼を食べて、気分をリセットすることにする。

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 一人の時のごちそう。鍋ラーメン。パソコン前で鍋から食べる。行儀悪さもごちそう。鍋から食べると言えばこの短歌。

できたての一人前の煮うどんを鍋から食べるかっこいいから
 平岡直子『みじかい髪も長い髪も炎』(本阿弥書店)

 歌壇賞受賞作の中の一首だと記憶している。私は100%好きだからしているのだけど、「かっこいいから」との言い切りに心を奪われたもの。

 俳句も出来ていた分と合わせて無事原稿完成。かばん(短歌)、俳句スクエアとも送信。ほっとする。

 息子1の学校で感染発生。部活でのクラスター疑い。どこかのクラスが学級閉鎖とのこと、というところまでは昨日聞いた。息子1のネットワークに寄ると、結構な数の高校で発生して、お休みになったり部活が停止したり、学年全部リモートになったりしているらしい。息子1の友人の学校もなって、濃厚接触者となったその子はしばらく自宅待機とのこと。
「○くんが濃厚接触者なら俺は…俺のクラスにもクラスターの部活のやつはいるから…薄口接触者? 」
 と息子1。薄口て…政治評論家かお醤油だな、と笑う。

 お隣さんの引越し準備がいよいよ佳境。どんがらどんがら音がする。昨日は「こころばかり」と書いた熨斗がつけられた陣太鼓のセットをいただいた。お隣さんは地域みんなの元気なおばあちゃんだった。うちの周辺の子供はみんな、顔が会えば「いってらっしゃい」「おかえり」など声をかけてもらった。そして私は投稿から始まって、寄稿したものが世に出ると真っ先にこの方から感想をもらってきた。こういう人が近くにいて、恵まれた環境だったなあ、と思う。

 晩ごはんに蒸し鶏&生野菜と筍ご飯。去年、県産の食材を売る「you+youくまもと」で、生の、真空パックでなく今日あく抜きしたたけのこが売られていることを発見してから、春はたけのこばかり。それにしても筍ご飯とか炊き込みご飯の配合を迷わず出来るようになってしまった。私はずっと、お料理始めたばかりのマインドなのに。炊き込みにも生魚にも揚げ物にも向き合えるようになって、思えば遠くに来たもんだ、の心地。

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