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2022/12/10 大忙し

 7時起床。早くはないけれど今日はこの時間に起きることが恨めしい。というのも予防接種のため。修学旅行を前に打たなければいけないのに今になってしまった。遅くなってから慌てるといういつもの流れ。近所の早朝からやっているところで一発、ということでの7時起床。だからうらめしい。

 7時半に起きてきてぐずぐずする息子1を促しつつ(と書いたら優しい母だけど実際はややどやし気味)、7時50分に家を出発して信号の繋がりもよく53分到着。まだぐずぐずする息子1を急かして院内へ。事前に書いていた予診票を渡して手続きをして待つ。
 とにかく時間が読みたいなら、早く行くに限るのでもう急いだし、急かした。駐車場から歩きつつ、朝日に照らされて出来た、ずんずん歩く自分の影に笑ってしまった。

 子らが小さい頃、急な体調変化にこれは駄目だ受診だ! とアドレナリン出しまくって何度駆け込んだことだろう。その度に不安とともに慣れないことをしてしんどいなと心の中で思っていた。健やかに暮らさせることが親の役目だから、心の中だけで。こんなこと全然得意じゃないのに、とも。ほとほと疲れてもいた。しかしその日々も落ち着いて数年経ったら、勇ましい駆け込み母の方が出てくるから不思議。

 去年は名前から女の子と間違われて非常に気を悪くしていた息子1、今年は「くん」と呼ばれて満足げ。しかし去年はそれぞれ名前で呼ばれたのに今年は「生田**くんとお母さん」と呼ばれた。新たなバリエーション。その先生に少し説教気味に今年の状況を聞いた。
 今年はインフルの出足が遅く、コロナの方が先行しているから、予防接種を受けるには遅めのこの時期でもまあ間に合うであろう、との話。現場ではこういうことらしい。しかし「今年は」とおっしゃったけど、毎年が前例のない状態でなにが基準になっての出足・先行なのか。昔は感染症同士はあまり同時にはかからない、というおとぎ話のような話があった。あれは一いどこから来て、どうなったのだろう。この感染禍の最初の年にインフルの有名な型がいくつか死に絶えたという話があったけれど、それをくぐり抜けてまた流行するのかね、などとぼんやり思いつつ帰途。

 帰途、近所のパン屋でほくほくと朝食を買う。帰宅して食す。あこがれの焼き立てクロワッサンに嬉々として2人でかぶりついたものの、結論としては「俺たちはミニクロワッサンで十分なのでは」ということ。これではフランスで暮らせないじゃないか、と思ったものの、渡仏の予定は特にない。

 昼、オットと息子1の楽器を受け取りに学校へ。今日は楽団練習に息子1を伴う予定。受け取って産業道路を西へ移動中視線を感じて窓の外を見ると、息子1が自転車でニヤつきつつ追い越していった。その後姿はもうすっかり小さくはなくて、ちょっと前までの自転車に乗る危うげな姿を思い出した。早いものだ、と思う。息子1息子は吹部の仲間とシエナ・ウインド・オーケストラの演奏会に行く途中で彼等が信号待ちしているところを追い抜いて別れた。色々やって帰宅する頃、なんだか体調が悪い。けれど、楽団には行くと返事しているので準備。どんどん調子が悪く、もしかして副反応、と思いつく。

 夜、楽団練習へ。演奏会の後帰宅した息子1が調子が悪そう。聞けばだるさと腕の痛さ。副反応だろうけれどどうしたらいいのかな、と繰り返す。ということで息子1は留守番、オットと二人で楽団へ。
 少し、息子1に腹が立つ。楽器を取りに行ってやったり色々してこれ、というわけじゃなく、調子悪いならそういうわけで行きたくない、と言えばいいのにはっきり言わないことに腹が立った。自分のことは察してもらったり、判断してもらうのを待つのでは無く、伝えようとしなくてはいけない、と家を出てからその旨、ラインする。
 演奏能力は少しずつ 、少しずつ回復している。そろそろ練習を増やしていこうかというところ。2年半休んである程度まっさらになったことは良いことでかつて出来なかったことに、色々取り組める面白さがあると気づいた。

 帰宅して晩飯。楽団練習の後はコンビニで買って帰る。それを食べたところで疲れに気づく。私はどんな時でも楽器は吹けるし、吹いていれば嫌なことは忘れる。副反応のようなもののきつさや疲れに帰宅してから気づき、どんどん増幅。今日の教訓としては、予防接種の日に予定を詰め込みすぎてはいけない、ということ。息子1も私もひどいもの。急いでその後お風呂に入ったり色々一日の締め作業を急いで就寝。12時過ぎ。

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