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2022/07/13 「うちの猫」の要件

 起きてすぐ暑い。室温すでに28℃。これはどうしたものだろうか、と思う。窓を、どういう開け方にしても風の通りには限度があって、7時台の内に30℃を超えてしまう。そもそも暑いだけで大したことをしないなら、また放っておくものの、今頭が煮えていてはどうにもならん〆切があるので困りどころ。と言いつつサッとエアコンを入れる。

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 弁当。ちくわ磯辺揚げ、キャロットラペ卵焼き、冷食のコロッケと唐揚げ。季節のせいかなかなか冷えず、あの手この手で冷やす。ご飯が厚い所は大変。横からも保冷剤を当てる。

 ペットとはどんな要件でペットとなるのだろう。お金出して買ったから。気に入った子を貰い受けた、成り行きで、など色々あろうけれど、そのペットの世話をする、という部分がある。ここが一番大きい。食事と寝床と、トイレ。まずはこれだろう。

 中でもトイレは結構なウェイトのような気がする。と言うのは、うちの庭と言うにははばかられる、猫の額程度の庭の一部がサラサラの砂地で、そこに猫が来てうんこするので私はそれを取って捨てている。結構面倒だけど、言って聞かせてわかる相手じゃなし、片付けてきた。猫たちはいわゆる自由な、野良と言われちゃうジャンルのやつら。そう、「ら」がつく。2匹いるのだ。

 彼らの落とし物を気が付いたら取って数年。今日気づいてしまった。私はこいつらの世話をしているではないか。ということは、こいつらはうちの猫ではないか? 餌はご近所さんからもらってて、トイレはうちで、いろんな家の軒下で寝ている。ということは3分の1ぐらいはうちの猫。そうなってくると憎々しげだった白ぶちも、ふてぶてしい黄トラも可愛くなってくる私。ちょろいんだか現金なんだか。

 私がこんな気持になっても、猫たちには関わりないことで相変わらず勝手にうんこしていく。「よっ」とか声をかけると、「あああんたか」みたいな顔をする。関係性は変わらないものの、まあうちの猫なのでうんこを取って捨てている。

 安倍さんが亡くなって数日経って考えるのは奥様、昭恵さんのこと。私は御本人に会ったこともないわけだから、メディア経由のものしか知り得ないのだけど漏れ聞こえる様子はひどい話ばかりで、なぜ一緒にいるのだろうと思ってきた。実際のお二人はとても仲が良かったとのこと。言葉もない。

 割れ鍋でも綴蓋でも。お互いが幸せなら良かったのだと思う。二人が幸せなら、外野が言えることなんてなにもない。野村監督夫妻が亡くなった後も、津川雅彦さんと朝丘雪路さんが亡くなった後もそう思った。愛の形は様々。二人だけがわかればいい。濃密な世界の話だと思う。

 6時から8で歌番組。オタマトーンの電源入れっぱなしで備え、合わせて弾きまくる。最高。
 ミッツさん、和恵さん、メイリーさんの星屑スキャットと20thCenturyが、少年隊の『君だけに』を歌っていて最高だった。ものすごく良い。踊りも本家に準じたもの(私もだいたい踊れるからわかる)だし、衣装も素敵。星屑スキャットは以前から注目してきた。外見に惑わされてはいけない。本格派。

 星屑スキャットカバーの『君だけに』は本家にはないハモリがガッツリ入っていて、本当に素敵。

 ついに友だちの紹介でおしゃれ美容室に行った息子1が晩飯は食べてくると言う。大人二人分となるととたんに適当な晩飯。オット実家から来たタレ付きの豚を焼いて、冷奴(しょうが)、もやしのナムル風、レタスと人参、卵のスープ。スープは最後に黒胡椒を挽いて。

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