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2022/12/11 人の「面白い」の中を泳ぎたい

 7時20分起床。そこまで寒くはない。気温は当たり前のように一桁台だけど慣れた。人はすぐ慣れるな、と思う。2ヶ月前はまだ30℃台とかあって暑かったのに。弁当は無し。朝食は昨日買っていたパンとかカップスープとりんご。

 模試に行くはずの息子1、起きてきてやはり体調がまだ戻らず、お休みして後で受ける連絡を自分でする。コミュニケーション能力があってすごい。私の16歳の頃はそういうことはとても苦手だった。私から生まれたのに素晴らしい。
 私も体調が全然良くないので、今日は一日ゆるゆるすることに。私が読みものをしている傍らで息子1はゲームをしている。この人はゲームが首尾よく運ばないと叫ぶ。息子1だけでなくみんなそんな感じ。かつて子の友達がよく遊びに来ていた頃、見ていた光景は今もあまり変化はないのだろう。昔々ゲームをしていた私としては叫んでいる間にさらにやられちまいそうでそんな散漫なことはしなかった。これはゲーム実況の影響もあるのかな、と思う。しかし一緒にゲームをすると叫んでいる今の子達の方が強い。この世界は強さ=正義なので全く言い返しようもない。

 体調は微妙。なんだかだるくて頭が重いのは副反応なのだろう。やる気がしないながらも洗濯物の大渋滞は避けたいので洗って干す。部屋に戻って、息子1が昨日のシエナの演奏会で聞いた『タルカス』を聞く。私は演奏会とかは一人で噛み締めたいので人と行けない・行かないのだけど、こうやって人の好みのお相伴は嫌いではない。横で聞くことで新しい世界の開拓が出来ることは楽しい。この曲については知ってはいたもののじっくり腰を据えて聞いたのは初めて。色々気づいたことを言い合う。
タルカス。吹奏楽版のいい感じのを見つけきれずオケ版。良い。


 お昼はペペロンチーノ。人気シェフのレシピで作ってみる。まあおいしいけれど、乳化の仕方やソースに使うパスタの茹で汁の分量が気に入らない。道具やガス火かIHかとか、そういう違いが仕上がりに出るのだろうか。

 食後、またしても読みもの。息子1が横で、ゲームのことで大騒ぎするのでちっとも頭に入ってこない。ここで切り替えて立って、別のことをすればいいのに、調子が悪いのでそんな気にもなれず。
 ちょうどそこで、息子2からLINEが来たのでやり取り。集団感染真っ只中で外出は出来ずみんな自室に留め置かれていて、暇暇しているのだろうか。いつもよりやり取りが長く続く。お互いに渡りに船、なのかも、と思う。

 夕方洗濯物を入れて、電気をつけてまた読む。子も依然としてゲーム。子が熱中しているので私もウイイレ、やってみようかな、と思う。子としたいわけではなく、面白いことを知りたい。人の面白いの中を泳ぎたい。

 晩飯、ミネストローネ、厚揚げと豚肉キャベツの重ね蒸し。家族にはご飯も。昨日から野菜が足りない食事だったので、ここで帳尻を合わす。子にもこれから大学生になったり大人になって、栄養バランスを考える時は3日ぐらい1セットとしてその中で栄養バランスを整えるのもアリなのだと話す。と言いつつ私はそんなことを学生時代、考えもしなかった。私の周りにこういうことに気がつく人がいなかったからでしかない。今の私はそういう事も考えるから、垂れ流しというか、おすそ分けというか、これが役に立てばいいの気持ち。もちろん何のためにならなくてもいい。

 お風呂が面倒くさい。お風呂は好きじゃない。お湯に浸かるのは好きだけど、それとお風呂にかかわる諸々の面倒くささは相殺されないのよね。面倒くささが圧倒的優位。着替えを出して、脱いで、入ったら洗う部分のパートごとにやること違うし、出たら出たで拭いたり塗ったり乾かしたり。面倒ではあるけれど、飛ばすことの出来ない人としてやるべきことなので粛々とこなす。
 湯船に浸かって、お湯の中の足の爪を見るのが好き。ネイルのデザインはお湯の中での見え方も考えて選んでいる。今は淡い色にラメを入れて星を散らしているのでお湯の中で見映えが良い。非常に良い気分。こういうことで自分をあやして、風呂に耐えているのだ。

 寝入りのポジション取りをミスって速やかな入眠に失敗。寝るのが下手。こう、シュッとスプレーしたらもうすっきり翌朝、みたいなもの無いものか。息子にそう言ったらそれ確実に捕まるやつ、と返された。

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