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早稲田MBAの部活動

早稲田ビジネススクール(通称WBS)はLearning Communityを大事にしている。その中の1つに部活動があって、これは特徴的な活動だと思う。だから、部活動って楽しいよという話をしたいと思う。部活動の特徴は以下だ。

  • 生徒の有志で運営されている

  • ほとんどがFacebookグループ(非公開)

  • 部活のジャンルはネットワーキングか勉強系

  • 大学の公認部活はほとんどない

  • 勉強系は顧問の教授が居ることもある

社会人大学院生は、自らの意思で早稲田の門を叩いて来ている。必修授業で同学年入学の生徒との交流は多いものの、お互いを知る機会は授業だけだと限られている。そこで部活動という「共通項」を作ることでネットワーキングや、交流ができるという仕組みだ。

ざっと部活動を分類するとこんな感じかと思う。

  • 専門領域別(マーケティング部、ものづくり部、VC/CVC部、リアルファイナンス部)

  • 食べ物系(チャーハン部、ワイン部、ラーメン部)

  • 出身地(静岡県人会、東北会)

  • 年齢(86年会、90年会)

何個入ってもOK。部活によっては、ちゃんと年間活動を決めて運用しているところもあれば、Facebookグループに食べた物をひたすら投稿して、たまに飲み会をするというものもある。逆にFacebookグループは普段ほとんど更新されないが、飲み会を開催する時だけ更新されるものもある。

部活の立ち上げも自由だ。誰の許可もいらない。自身でFacebookグループを作ってしまえば、部活が立ち上がる。ただ、たいていは幹事数人で運営メンバーを決めてから、立ち上げる。その後、学生にアナウンスをして人を集めるといった形だ。

勉強系の部活動でよくあるパターンは、講義や講演を大学の教室で開催して、その後参加者たちと飲み会だ。講義は学生が登壇することもあれば、学外から専門家を呼ぶこともある、また教授がミニ講義をすることもある。大学の教室を借りるときは教授の許可が必要なので、勉強系の部活には顧問として教授がついていることが多い。

外部講師を招いての部活動

VC/CVC部について

私はVC/CVC部の立ち上げに関わった。私の1つ上の代の生徒が卒業間近で立ち上げを行い、私含む数名で引き継ぐ形で立ち上げた。過去数年前にも存在はしていたらしいが、休止状態になっていたそう。当時の顧問の樋原先生がサバティカル(研究のための長期休暇)に入り、授業を持たなくなったかららしい。樋原先生がサバティカルから戻られて「エフェクチュエーションとCVC」という授業を開講した。当時WBSのシラバスでCVCと検索すると、唯一ヒットする授業だったので、私は受講し(声をかけてくれた人もその授業を受けていたこともあり)、VC/CVC部の顧問を打診したという経緯だ。

VC/CVC部は活動頻度は多くはないが、少なくもない。1年間で3回ほどイベントを実施した。①VC/CVC関連の卒業生の論文発表、②外部CVCの責任者を呼んだ講義、③在学生でVC/CVC関連業務の人と、外部関係者のパネルディスカッション。

県人会

同じ出身地の人が集まる県人会は、飲み会が中心だ。私の所属している県人会は、卒業生も在校生も幅広くいるメンバー構成となっており、人数も多くないため、Facebookグループは存在しておらず、Facebookメッセンジャーのみで運営されている。1年間で3回ほど飲み会を実施しており、都内で故郷の食を味わえる居酒屋を選び、集う。時々同じ出身の教授もいらっしゃってくださる。県の中でも、地域によって方言が違うだの、同じ高校の出身で驚くなど、共通項についてワイワイと会話に花が咲く。

結論、WBSに入ったら部活に入ろう

WBSに入る予定がある人やこれから検討している人にとって、WBSでの学生生活のイメージの一助となればいいが、部活に入ることは強くオススメする。横のつながり、縦のつながりを持てる良いコミュニティーになると思う。

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