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2017年の大河ドラマ連動本はひと味違う!「井伊直虎と戦国の女100人」

聞くところによると、ここのところの大河ドラマは(主役が)男女交互になっているらしい。

一昨年は花燃ゆ、その前の年は江。

なるほど確かに。


だからだろうか。大河ドラマに連動して、その時代や人物に関連した書籍が発売する中で、いわゆる「女性本」は(大河ドラマ)女性主演の年には多く見かける気がする。

そして決まって出てくるワードは「女性は我々が思っている以上に活躍していた」

今年は戦国時代が舞台。というわけで「戦国女性紹介」本なのだが、この本は、今回は直虎(井伊家)を中心に相当マニアックな方まで取り上げている。

間違いなく、ここ数年で一番の充実ぶり。

「また、女性本か~」と思われた方は是非手にとって欲しい。

※言うまでもないが井伊直虎についても詳しく紹介されているので大河ドラマの予習復習にも有効だ。

男性社会のなかで、乱世に翻弄された不幸なイメージが、多少なりとも変わるに違いない。

夫を助けるために城から飛び出した妻、敵将の妻となって、最後は元自軍に攻められた妻。

他にも精一杯生き抜いた姿が浮かぶような女性の数々。戦国時代好きでも知らないであろう、マニアックな女性も多数登場する、目から鱗の一冊だ。

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