見出し画像

デジタル庁 「good digital award」募集開始!昨年度奨励賞受賞の記録

こんにちは!あーちゃん@昭和企業でRPAです。デジタル庁がデジタルの日「good digital award」の募集を開始しました。

昨年度はデジタルの日「デジタル社会推進賞2021」という名前で募集がされており、私は「デジタルの日奨励賞」を受賞しました。「自薦」枠で応募し、個人として(Twitter名で)受賞しました。

デジタル庁は地方でデジタル化を頑張る個人を称賛してくれたのです。

地方で、地道にデジタル化頑張っている方にぜひ応募してみて欲しい。

そう思いこのnoteを書いています。
活動を広めたい、という人にとって受賞は大きな追い風になると思います。自分自身や普段応援してくださっている方の励みにもなるでしょう。

昨年度、応募の際にどのようなものを提出したか、工夫した点などを書きますので、応募の参考にしていただければ幸いです!

どんな賞なのか

一言で説明すると、デジタル庁がデジタル化に貢献している個人や企業・団体を表彰してくれる賞です。

「デジタル改革関連法案ワーキンググループ」における議論を踏まえ、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を実現するため、社会全体でデジタルについて定期的に振り返り、体験し、見直す機会として、2021 年から「デジタルの日」を創設しました。
本表彰は、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献している、又は今後貢献し得る個人や企業・団体をデジタル大臣等が表彰することを予定しています。

令和4年度 「good digital award」 募集要項

今年度は9つの応募部門があります(昨年度はなかった)

スタートアップ、アート、エンターテイメント、教育、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)、防災/インフラ、モビリティ、健康/医療/介護、農業/水産/林業/食関係

令和4年度 「good digital award」 募集要項

応募方法は「自薦」と「他薦」があります。自薦枠は特段の応募条件はなく、Webフォームから誰でも応募することができます。

応募期間

令和4年 6 月 28 日(火)~令和4年 7 月 22 日(金)17:00 まで

昨年度受賞者

昨年度の「デジタル社会推進賞」の受賞者はデジタルの日のサイトに掲載があります。
デジタル社会推進賞 2021 デジタル社会推進賞(デジタルの日サイト)
https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/65c6b7fc-9cef-4bcd-b31d-885bb892d6a7/20211010_digital_award_04.pdf

社会推進賞は受賞者の紹介動画をYouTubeで見ることができます。

昨年度のデジタルの日奨励賞の受賞者一覧のページはすでになくなっており、個人的に控えておいた受賞者名の一部を以下にリスト化しておきます。

山根 明さん
高齢者向けパソコン等講師養成講座
葛西 純さん 
青森発「地方創生DX」
一般財団法人つの未来まちづくり推進機構
都農町デジタル・フレンドリー

応募した内容

1,活動の実績

募集テーマは以下です。昨年度もほぼ同じでした。

表彰対象・件数
「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」に貢献している、又は今後貢献し得る個人や企業・団体の取組
を対象とします。
後掲「3.応募部門」に加え、特別賞(ソーシャルインパクト審査員特別賞等)等を予定。

令和4年度 「good digital award」 募集要項

選定基準は以下。2022年は観点は同じですが、該当例が変更されています。

選定基準(昨年度)
デジタル技術の活用を前提として、以下の観点で総合的に判断いたします。
応募・選出にあたり必ずしも全ての基準を満たす必要はありません。
(以下、観点と該当例)
<社会性>
・行政・自治体・民間を問わず、デジタルを活用した社会課題の解決を目指している
・有益なアイデアの実現や、サービスの提供を行っている
<発展性>
・当該活動の分野、業種において模範となる先進的な取組を行っている
・有益な活用方法の普及に寄与している
<継続性>
・継続性のある仕組みづくりを目指している又は取り組んでいる

令和4年度 「good digital award」 募集要項

応募にあたり、テーマと選定基準は何度も読みました。今年度も同じようですが、応募フォームの先頭に「活動実績」記載欄があったので、ここで読んでもらえるかが決まる、と予想。
自分の活動の中でテーマと選定基準に沿っているものをハイライトするイメージで活動実績を書いていきました。
太字部分が特にテーマを意識して書いた部分です。

・活動実績(実際に提出した文章)
わたしは半年前まで工場の事務方一筋16年でした。残業を減らしたいとITを学び始めましたがプログラミングは1ヶ月で挫折。ローコードで扱えるRPA(Robotic Process Automation)に出会い、これなら私でもできそう、と何冊も本を買い込み独学で習得。
そして会社で孤軍奮闘RPA導入に挑む様子をTwitterに投稿し続けたところ、
愛知県から山形県の会社にフルリモート転職、書籍執筆と自分でも信じられないキャリアチェンジを約2年で果たしました。
私生活では息子と参加したプログラミングクラブとの出会いをきっかけに、
市内唯一のキッズプログラミングクラブ運営、議会でのスマート化提案、
公民館でのデジタルツール使い方講座などを続けてきました。
2年半前の私は「デジタル化に取り残されていく人」でした。SNSなどにも興味はありませんでした。
しかし、Scratchをどんどん覚えていく年長の息子をみて、
このままでは子供達の足を引っ張る大人になってしまうかも知れない、息子に負けていられない!と「デジタルの世界」に自分で踏み出そう決意し、RPA、Twitter、Zoomを使い始めました。
私の役割は自分自身の体験を語ることで、いま現在デジタルの世界にいない人に「デジタルの世界は楽しそうだ、デジタルという武器を身につければ
キャリアチェンジの可能性もある」と伝え、行動を促していくこと
だと思っています。

2,提出資料

取組や活動がわかる資料をアップロードすることができました。ここは2022年も同じのようです。(PDFファイル 10MBまで)

Power Pointに画像や文章をペタペタ貼り、8ページのスライドを提出しました。普段Twitterで発信していることだけでなく、地元で2年ほど前から個人的に行っているデジタル化に関する活動も入れました。
ここに貼るのも恥ずかしくなるような素人資料で、選考関係者の方々よくみてくださったなぁと思っています。活動の中身をきちんと見てくれたと感じています。

個人の活動での応募だったので、独りよがりの活動と思われないよう、地域社会などの関係者との関わりが伝わるよう工夫しました。第三者のサイトや媒体に掲載された実績をピックアップしリンクや画像を貼りました。

3,発表・表彰

昨年の「デジタルの日奨励賞」はデジタル庁から表彰状をいただくことができました。今年度はクリスタルの盾の画像がイメージとして掲載されているので、ひょっとしたら盾がいただけるかもしれませんね。

あーちゃんの名前を入れてもらえて感無量でした。
余談ですが、応募時、他人からの評価を求めてしまうことをもうやめたい、という気持ちがありました。自分の価値は自分の手で勝ち取る。そのために自分で応募する、手を挙げる、という体験がしたかったのです。締切日がちょうど誕生日、これは何かの縁だとも思いました。
そんな記念応募だったので、デジタル庁から連絡がきたときは心底たまげました。

素晴らしい方々、団体の中、私のような個人を選んでいただけたことに感謝です。

ぜひ興味のある方は応募してみてくださいね(^^♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?