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ダイエットと筋トレの真実



今までダイエットをしたことはありますか?


ほとんどの方が一度はやったことがあるのではないでしょうか🧚🏻

食事を減らしたり、筋トレをしたり…。
その時々で流行りの方法など沢山ありますよね。


世の中に出回っている様々なダイエット法や筋トレに関する話は、本当なのでしょうか?🤔



今回は、ダイエットと筋トレの真実をお伝えします!🧚🏻


Q1.特定の運動だけで、お腹や足の脂肪を減らすことができる?



できると思いますか?



ダイエットをするには、特定の筋トレをするよりも、もっと重要な事があります。


脂肪を減らしたい場合には、食事と運動のバランスが非常に重要です。


どんなに運動を頑張っても、1日に消費するカロリーより、食事で取り込むカロリーが多くなると意味がありません。
しっかり運動をしつつ、食事を適度に取り、結果として消費カロリーが多くなるように調整しましょう。


よくテレビで、少ない運動なのにも関わらず、タプタプのお腹の人が細い太ももや割れた腹筋を手に入れるような宣伝をしていますよね。


よーく見てみてください。テレビの下の方にとっても小さく「食事の管理を行った結果です」と書かれています。

ある特定の運動だけでは効果が出ないという事ですね。(消費カロリーが摂取カロリーを下回っている場合は痩せます。)

ついつい流行りのダイエット法や健康器具に手が出そうになりますが、そんなことにお金を使うより、より健康的なアプローチを試しましょう!


ちなみに、、

1980年代にマサチューセッツ大学で行われた研究では、13人の男性が27日間激しい腹筋運動を行い、運動の前後で脂肪量の変化をみました。
結果、被験者は腹筋だけでなく、体のさまざまな部位での脂肪が減ったそうです。



Q2.脂肪燃焼や減量のためには、有酸素運動のみを行うべき?


有酸素運動は健康にいいとよく聞きますよね。では、↑これは本当なのでしょうか。


有酸素運動:筋肉を収縮させる際のエネルギーに、酸素を使う運動のこと。ジョギングや水泳、エアロビクス、サイクリングなどです。

無酸素運動:筋肉に貯めてある糖質をエネルギー源にする運動。短距離走や筋トレなど、筋肉に対して高い負荷を短時間に集中的にかけて行います。


筋トレは、今の筋肉量を維持し、増やすことができます。筋肉が多ければ多いほど、一日中燃焼するカロリーは多くなります。

当たり前の話ですが、筋肉は脂肪よりもとっても活発です。
実際、1kgの筋肉は1日20〜40カロリー燃焼しますが、1kgの脂肪は1日4〜10カロリーしか燃焼しません。
そして、筋肉は脂肪よりも密度が高いので、占有するスペースが少なくて済みます。つまり、脂肪が減って筋肉を増やすと、スリムになります!🧚🏻

特に女性の中には、筋トレをすると体重が増えるから嫌だと思っている人もいるかもしれません。
でも、筋トレは沢山利点がありますよ。

・細い筋肉組織を構築する(脂肪より面積小)
・筋肉、骨、結合組織を強化する
・心肺のトレーニングとなり、体を強くそして怪我のない状態に保てる
・新陳代謝を高める

ダイエットは、目標に応じて定期的に筋力トレーニングと有酸素運動を行うことが効果的です。


もう一つの重要な要素は、上記でもお伝えした、健康的な食事をすることです!この3つで、体重減量と健康を手に入れられます。



Q3.運動後は体が痛くなるくらいが丁度いい?


良い筋トレをしたなーと思うのはどんな時ですか?

翌日の痛みの程度でそれを感じたりはしていませんか?

運動の初心者の場合は、多少の痛みは正常です。筋肉痛になりますよね!そんな痛みは、時間の経過とともに軽減します。

ですが、初心者では無い方が運動をした後に、痛みを感じる場合は、

・回復するまで休む日数を増やす

・トレーニングの負荷を下げる

などの対応をしてください。

筋肉痛は、筋繊維の小さな裂け目によって引き起こされます。

無理や我慢をして休まず筋トレをするのではなく、休息をしっかりとって回復を待ってください。

休息は痩せた筋肉組織を構築していくために必要不可欠です!

そうしないと、オーバーワークや怪我をすることに繋がります。



Q4.女性が筋トレをすると、筋肉が大きくなっちゃってゴツくなる?


大きい筋肉を構築するのに必要なテストステロンというホルモンは、男性ホルモンと言われています。

男女で比較すると、女性の15倍男性の方が多いです。

実際、男性でさえ筋肉を獲得するのにとても苦労しますよね。だからそんなに気にしなくても大丈夫です。


筋トレをすることは、男女ともにメリットがあります。

筋肉量を増やしていくと、脂肪は減っていきます。また、筋肉は脂肪よりも少ないスペースを占めるので、有酸素運動や健康的な食事と一緒に筋トレをする事で、よりスリムになれますよ。



Q5.歳を取ったら筋トレしない方がいい?


※医学的な問題や状態がある場合は、医師に相談して許可を得てください。


筋トレを始めるのに年齢制限なんてありません!

やってほしいくらいです!


高齢者の筋トレの効果としては、

・より良い体の動きができる

・バランスがよくなり、転倒リスクが軽減する

・優れた強度と柔軟性が得られる

→体が硬い人が転倒すると怪我をしやすいですが、体に柔軟性があると怪我はしにくいです。

・体重管理ができる

→関節への負担を軽減し、関節痛の予防ができる

・自信を持って生活できる

高齢者の場合、運動をしなければサルコペニアになってしまいます。


サルコペニアとは、筋肉量が減少し筋力や身体機能が低下している状態のことを指します。転倒・骨折、寝たきりなどの原因となります。



この記事を読むと、当たり前のことを書いているように感じるかもしれませんが、実際にダイエットや筋トレをして理想的な体になろうと思ったときは、

「はやく簡単に痩せたい」

「短い時間でいい体になりたい」

「頑張らずに結果を出したい」

などという欲が出てしまい、誤った情報を信じてしまうことがあるかもしれません。


誤った情報に踊らされず、余計なお金もかけずに、健康的にダイエットや筋トレをしましょう!

そして、今から運動を続ける事で、将来おじいちゃんおばあちゃんになったときに、より健康で元気にいられます。みんなで頑張りましょう!🧚🏻




最後まで読んでいただきありがとうございました!

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