人前で話すスキルを褒められる私がやっている小技集 vol.2

続きです。

人の前で話す際、私は「飽きられないように」を意識しています。

人の話を飽きずに聞くことは難しい

人の話を飽きずに長時間聞くことは難しい!
飽きます。
私たち話す側が、聞き手が「飽きない」ための工夫をしたいものです。

飽きない話とは?
私なりの答えは、緩急がある話です。

人は変化が起きない時に飽きます。なので、話し方に意識的に緩急をつけています。

どのようなやり方があるか?

私が実践していることは、些細な変化を定期的に入れることです。
これをやっていない頃と、やり始めた頃では、最後まで興味を持って話を聞いてもらえる率が改善しました。※当者比(とうしゃひ)

具体的な方法は?
今回は3つ紹介します。

①話す速度を変える

前提として、世の中の大体の人は緊張すると早口になり聞いている側はわかりにくいので、意識してゆっくり話しましょう。

でも、ずーっとゆっくり話していたら単調ですよね。
私は、たまに早口を挟んで緩急をつけます。
早口の使い所は、「理解されなくてよい」パートです。

わかりにくいので具体例で説明します。

さっき説明したことの繰り返し

早口スパイス入れるために、敢えて繰り返すときがあります。

「今回お話を聞いたのは東京都港区にお住いの田中太郎さん28歳です。」
〜中略〜
「先程紹介した(ここ早口)東京都港区にお住いの28歳田中太郎さん(ここまで早口)のお話にあったように・・・」

このあと丁寧に説明しないと、意味がわからないスライド

話の要点をスライドにまとめた!でも、これ背景から丁寧に説明しないと意味がわからじゃーん!ってとき。

発想の逆転!どーせ内容が伝わらないから、早口で読み上げます!

「今日の目的は
(ここから早口)各所から案が出てる周年に対する施策を、一本のストーリーに落とし込んで過不足がないのか確認すること(ここまで早口)
です。」
「よくわからないと思うので、背景から説明します。」
〜中略〜
「というわけで、こちらが今日の目的になるわけです。」(スライド2回目、今度は前提知識共有している理解してもらえる。)

早口の使い方、イメージ湧いたでしょうか。

話の緩急の付け方、次の小技です。

②セリフを読み上げるときに声色を変える

説明する際に、具体例として誰かの発言や心の声を引用するときありませんか?
私はそのセリフを読み上げるとき、声色を変えます。

具体例をあげるとこのようなものです。

「社内チャットツールできた連絡、行方不明になることありませんか?
(声色を変える)さっき山田さんからきてた質問、返信したっけ?ん、あれどこのチャットだったかな?(ここまで変える)
その後、色々な単語で検索して探して、ようやく見つかった!
こんな経験ありますよね。」

声色の変え方なのですが、少し上品に喋るイメージです。聞き手の意識を邪魔しすぎないくらいの変化に抑えています。

次か3つ目の(ここから早口)話に緩急をつけるポイント(ここまで早口)です。

③たまにタメ口を挟む
基本的には敬語で話しますが、時々敢えてタメ口を入れます。

「これは今チーム全体が抱えている問題です。このままでいいのでしょうか?
それは嫌だ!
今日は改善案について説明させていただきます。」

「それは嫌ですね。」と「それは嫌だ!」では聞き手の感じるテンポ感に差が出ます。脳内再生してみてください。

勿論、タメ口なんて使ってはいけない時もあると思います。そこは場に合わせた選択でお願いします。

この3つ、私が実践しているので、やっているところを見た際には「やってんな〜」と優しい目で見てください。そして話に飽きないでください。

話に緩急をつけて、聞き手が話に飽きないようにする3つの小技
①話す速度を変える
②セリフを読み上げるときは声色を変える
③たまにタメ口を挟む

あ、そうだ。(タメ口)
ひとつ、前提をお伝えし忘れていました。

聞き手の共感に重きを置いた話し方

私が得意とするのは、聞き手に共感してもらう話し方です。
図にすると青いゾーンです。

軸を作るにあたり、共感の反対には理解を置きました。
ストーリーを重視して、共感を通して聞き手の納得をつくるのが「共感型」。
客観的な論理を重視して、理屈を通して聞き手の納得をつくるのが「理解型」です。

私の会社の雰囲気、仕事の内容から、このやり方で困ることは少ないですが、向いてないシチュエーションもあると思います。小技を使う際にはTPOに適しているかご注意ください。

人前で話すことが楽しくなる
飽きてそうだな。聞いてくれてないな。
話してるときに、これを感じると前に立っている時間は苦痛なものになります。
そういった経験から、苦手と思っている人もいるのではないでしょうか。

これを読んでくださった方が、小技によって人前で話すことが楽しくなればいいなぁです。

Vol.3までは書きます。

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