キャラクターの存在を実感できた話
1年ほど前にあった幸せ〜な話です。
私が大好きなギャグ漫画で、「月刊少女野崎くん」という漫画があります。(一話試し読みはこちら)
2014年にはアニメ化されている迷作中の名作です。アンジャッシュのネタが好きな人は、好きだと思います。
私は、この作品に準レギュラーくらいの頻度で出てくる「堀先輩」が大好きなんです。
手前の小柄な人。あぁ、かっこいい。好き。
ある日の私は、久しぶりに全巻一気読みをしながら、ゲラゲラ笑い、そして「堀先輩かっこいいなぁ〜!」と幸せな気持ちでいました。
ふと、思いました。
「堀先輩って、誰かに似ているんだよな〜。」
堀先輩は、私が知っている誰かに似ている。一体誰なんだろう。
知っている人・・・知っている人・・・誰だろう・・・と自分の記憶を探ります。
「・・・あ!」
思い当たる人が、ひとりいました。
「堂上教官だ!!」
堂上教官とは、小説家・有川浩さんの代表作「図書館戦争」の登場人物です。
映画ではV6の岡田准一が演じていました。
「堀先輩が誰かに似ていると思ったら、堂上教官だった。」
これを自覚した瞬間に、私はとても幸せな気持ちになりました。
堂上教官は、大大大好きなキャラクターです。
その堂上教官が、さも実在の知人かのように自分の頭の中で処理されていたことが嬉しく感じました。
キャラクターなのに。会ったことないのに。
自分の中で、確かに存在する人として存在感を感じられた瞬間でした。
この時の満足感・暖かい気持ちは、今でも思い出せます。
キャラクターに存在感を感じられることって幸せなことで、コンテンツにもなっていますよね。
ラブプラスとか、サマーレッスンとか、キャラクターの存在感を感じられるコンテンツって人気なのも納得です。
ただ、これ偶然起きたことで、だから良かったなと思います。
なんとも不思議な感覚だったのですが、同じようなことがあった人っていますか?
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