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価値についてのお話

最近、1番目がポケカ(ポケモンカード)にはまっています。
何やら仲の良いお友達がたくさん持っていたようで、興味が出たよう。

誕生日プレゼントに何が欲しい?と聞いたら「ポケカ!!」。
実家の父や妹たちに何が欲しい?と聞かれても「ポケカ!!!」。

そんな流れがあって、最近知り合いにポケカをもらう機会もあり、家には大量のポケカで溢れています。

そんな中での正直な母の感想。

邪魔くせ〜〜〜〜。


ごめんね子ども達。
でもね、掃除をする度にあらゆるところからカードが出てくるの。
イライラしちゃうの。
ちゃんとお片付けしてね…。

と、そんな感じの我が家ですが、ポケカといえば最近YouTubeのサムネで見る機会が多いです。
「転売」なんて言葉を聞くので、なんでこんなカードがこんな値段に??と思っていました。

高いカードで1千万近く。
しかもポケモンではないカードで。
わあーお。なんで?わっかんないなあ。

なんて思っている時に師匠の言葉を思い出した。

「価値は相手の中にしかない」

パッと聞くと「???」みたいな言葉ですが、具体例を出すと簡単。

例えば、私はコーヒーが好き。
最近はコンビニの機械で入れるコーヒーがが美味しいですね。
なので、コンビニに寄った時には必ず買ってしまいます。
冬はホットのカフェオレを買うので大体150円からローソンのメガだと300円くらいでしょうか。
たまの贅沢でスタバのコーヒーを買いますが、大体500円超え。
でも、贅沢な日なのでよしとしてます。

その一方、私の夫。
コーヒーは飲むけど、缶コーヒーかペットボトルのコーヒー。
怖い顔して甘党なので、その辺を飲んでいます。
私にお土産やプレゼントとして買うのは良いけど、自分で飲む分には高く感じるみたいです。
スタバに行くと毎回びっくりした顔をしています。

ここで何が言いたいかというと
私にとって300円の大きい美味しいコーヒーはそれだけの価値があるので普通に買います。
夫にとって300円のコーヒーはそこまでの価値がないと思うので買わない。
こうなるわけです。

これをポケカに当てはめてみましょう。

正直、カードに1000円や2000円払いたくないなあという私がいます。
どうせそんなに大切にしないし、そんなに価値があるものなの?
というのが私の価値観。

でも、子どもにとっては1年の中のビッグイベントである「誕生日プレゼントに買って欲しい」というほどの価値があるもの。
これが子どもの価値観。

ほら、価値は人の中にしか存在しないんです。

その人にとって価値がないものでも、私の中では価値がある。
私の中では価値はないけど、その人にとっては価値がある。
なので、わからないからってむやみやたらに否定したらダメですね。

今でこそ「えー!!!勿体無い!」とかって言われたり、「それのどこがいいの?」なんて言われても、「この人はそう思うんだなあ」って思えるけど、少し悲しい。

特に子どもの頃に親に「えー!?!?そんなん本当に必要なの!?!?」って言われたら、悲しい+「親がそういうならそうなのかも…」なんて自分の価値観を強制的に変えたりしてたもんなあ。

なんてことを思った最近です。

子どもから日々学ばせてもらってます。
ありがとう子ども。

でも、ポケカはちゃんと片付けて…。


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