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シーラという子

今日もありがとうございます。
今回も恒例読書感想文のお時間です。

そんな今回はこちら


その子は垢で黒ずんだ顔で敵意をむき出しにしていた。
障害事件を起こして精神病院に入る予定だったが、空きがなくて本書の著者「トリイ」の教室にやって来た。

という内容なのですが、最初は本当に陰鬱な空気が流れていきます。
精神的にも肉体的にも虐待されていたシーラは、抵抗することで自分の身を守っていたのでした。

章を終えるごとにシーラは愛されることを知り、変わっていきます。
シーラだけでなく、周りの人間も。

時々、シーラやトリイ先生に襲いかかる困難も多々ありますが、乗り越えていく彼女たちには沢山の勇気と希望をもらいました。

私もトリイ先生みたいに、沢山の子供たちに、愛と希望を与えていきたい。
そう思った1冊でした。

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