我が家のぺいぺい

久しぶりにnoteを開いたら、1歳5か月時点での言語の発達について書いていたことを思い出した。

あれから4か月、1歳9か月を過ぎた娘はどうなっているのかというと、なんかもう、普通にしゃべっている。
え、早くない?

ごはんを食べる夫の足元にやってきて「トト、おひざ、だっこ、〇〇(自分の名前)、ごはん、たべる!」って、ほとんど文章。
家族で車に乗り、私が運転していたら「ママ、ぶーぶー(運転)、ない、ママ、(自分の隣を指さし)ここ、トト、あっち(運転席)」(夫、がーん)

前回noteを書いたときはまだ毎月どんな語彙が増えたか把握できてたが、1歳7か月を過ぎてからはもう追いつけなくなった。
え、そんなこと言えるの?って言葉が、日々ぽろぽろ出てくる。

会話の受け答えもお手の物。
「ありゃ~納豆買うの忘れちゃった」と言えば「がーん!がーんがーんがーん!」と頭に手を乗せ「あちゃ~」みたいなポーズつきでリアクションが返ってくるし、「今日ラーメンの上に娘の好きなもの乗せたよ、なんでしょう?」と聞いたら「うーん、さかな!だいこん!」とか答えてくれる。
(ちなみに正解はコーンと卵。)

そんな口達者になってきた娘もまだまだ赤ちゃんだなと思うのは、やはりおっぱいを飲んでいるとき。
「おっぱい」もはっきり言えるけど、なぜか欲しがるときは「ぺいぺい!」と言ってくる。
私もつられて「はーい、ぺいぺいね」と返しているのだが、いつからかぺいぺいするとき「どこぺい?」(どこでぺいぺいする?)と聞くようになった。

返事は大体2パターンで、「だらぺい」か「マットぺい」。
「だらぺい」は布団でだらだらしながら飲むで、「マットぺい」はプレイマットで座って飲む。(余談だが先日豆いすを購入した際、娘が椅子に座って私がそこに乳を差し出す「いすぺい」という単語が誕生し、どちらともなくやってみたが、飲む方も与える方もやりづらく、何も言わずとも「うん、やめよう」みたいな空気になった。それ以来娘も「いすぺい」とはもう言ってこない。)
飲むと言ってもちょっと吸ったら遊びだすことの方が多くなってきて、もうおしまい?と聞くと「まだぺい」とか「もっとぺい」とか「もうちょっとぺい」とか返事がある。

日々の中で自然発生したぺいぺい活用だけど、今となってはこのやりとりが楽しくもある。

外で「お支払いは?」「Paypayで」みたいなやりとりを耳にすると、夫も私もつい「ぺいぺいだって」「ぺいぺいだね」と小声で謎の確認をしあってしまう。娘に外でおっぱいを求められ「おっぱいおっぱい」と連呼されたらちょっと恥ずかしいが、「ぺいぺい!」と言い出してもぺいぺい界で市民権を得ているのは圧倒的にPaypayなので、周りの人間にはほぼ通じないのも良い。

先日姉に我が家のぺいぺいの話をしたら、「子育てって自分でカスタマイズできるのが楽しいよね」と言われ、カスタマイズとは的を得た言葉だなと思った。
娘の成長につれて生活も共通言語もカスタマイズされつつある我が家、この先も何が生まれていくのか楽しみである。


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