【2020年10月19日のこと】タップシューズとサスティナブルと富士山と
1. おはよう寝床文学。最近、目覚めても寒くて布団からなかなか出られず、布団に潜ったまま、ミミミな指でiPhoneをタップして綴っている。
2. 胸焼けがひどくて朝から胃薬を飲む。胃酸過多なのかな。いつも身体のどこかは不調。でもそれくらいが調子いいのかも。
↑久しぶりにフライドオニオンを作ってみた。ステイホーム中に新玉ねぎで死ぬほど食べたやつ。味覚もまた舌のアルバム。
3. 笑ってしまうけれど、タップダンスシューズがやっと届いた。自分で自分の誕生日にプレゼントしようと、誕生日の7月19日までに届くように頼んだものが、3ヶ月経ってやっと来た。
4. 一度配達はされたらしいけれど、配送ミスがあって中国に戻ってしまったり、問い合わせても対応がいい加減だったりの数々のトラブルを経てやっと手にできたのだった。
5. もちろん、遊びなんだから安い。モノもサイズの割にはキツキツだし作りも雑なエナメルシューズだ。それでも床を踏めばカタカタなるからタップダンサー気分?は味わえる。
6. 一枚の厚いベニア板があるから、その上に乗ってカタカタ、ステップを踏みたい。けれど、東京のアパートだとうるさいからクレームきちゃうし出来ない。今こそ、板、踏みまくりたいのに!
7. これはもう、公園で練習するしかない。近所のあの公園ならできるかも知れないぞ!いや、違う公園がいいかな。YouTubeのタップダンス講座を見ながら練習したいから、スマホ用三脚を持って練習しに行こうか。
8. 、、だなんて、わたしはいったい何を目指しているのでしょうか。かなりいい年でもあるのに!
9. 憧れだったんだ。フレッド・アステア、ジーン・ケリー、ドナルド・オコーナ、ジンジャー・ロジャース。ミュージカルは大好き。
10. 憧れたら自分もこっそり真似してみたくなるのは田舎娘の性分。実はバレエのトゥシューズも若かりし頃、憧れて買ってこっそり履いてみたことがあるんだ。ふふふ。
11. 井上順さんの小洒落Twitterのファンなのだけれど、井上さんは、20代の頃、初めてのNYで観たBroadway Musicalに衝撃を受け、NYでタップダンスシューズを買い、それ以来、毎朝のタップ練習を50年続けているそうだ。すてき!
12. いまのわたしのテーマは、続けるってことだ。継続は力なり、サスティナビル。この日乗も毎日書くのはかなり大変だけど、なんとか続けている。
13. すること(do)に意味を持たせるのではなくて、続けていくこと(ing)に価値をおきたいと思う。
14. あっ、人生も同じなのかも。生きることの意味より、終わるその瞬間まで生き続けることに価値があるのかもね。
15. なんでひとは死ぬのに生まれてくるんだ。わたしは長く生きてきて、何をなしえてきたのか、だなんて、思春期の中学生みたいなことを秋の長夜にガチで思ってしまったけど、生きることも「継続」こそが大事なんだろうな。
16. 強くなりたい、強くありたい、って言う言葉を以前は、よく呟いていたけれど、強いなんて言葉は弱いという言葉があるから生まれてしまうので、強いとか弱いとかはもう嫌で、いまはたくましくありたい、タフでいたい、と呟いている。
17. <あれは何のときだったか、青空にくっきり見える富士山を背景に、ナスミが仁王立ちになり、「よいことも悪いことも受けとめて、最善をつくすッ!」と言い放ったことがあった。思えば、ナスミはその通りに生きた。自分の思い通りにならぬこともあったはずなのに、いつも笑いとばした。木皿泉『さざなみのよる』より>
18. ドラマ『富士ファミリー』のナスミ役の小泉今日子さんが、綺麗な富士山の前で笑っている姿を妄想する。
19. あぁ、富士山見てー!御殿場行きてー!
20. 毎日、富士山を見て暮らしてきたひとって、富士山を見て暮らしてこなかったひとと、人生だいぶ違うんだろうな。富士山の見える場所に、住んでいたひとが、毎日、富士山に向かって自転車を漕いで学校に通っていたと言っていたのを思い出す。富士山は朝焼けが美しいんだよ、とも言っていた。実はかなり好きなひとだった。ほろ苦な片恋。
21. 「富士には、かなはないと思つた。念々と動く自分の愛憎が恥づかしく、富士は、やつぱり偉い、と思つた。よくやつてる、と思つた」。太宰が沁みる。
22. 富士山に逢いたいヨー。とっぴんぱらりのぷぅ。
↑コラージュみたいな記録写真は面白い。今日を凝縮してみた。
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