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☆ア!ンサー レビューメモ♪

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読んだ本、観た映画、展覧会の記録など
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【2022年4月30日のこと】4月終わり、ウグイス美声、蕎麦が好き、マイブームなど

Hello、ホリデー♪ アッ、という間に新年度が始まってから1ヶ月が過ぎてしまった。色々あった…

マリオンヴァン・ランテルゲム著「アンゲラ・メルケル:東ドイツの物理学者がヨーロッ…

Tschüss(バイバイ) アンゲラ・メルケル! ドイツの政界に降り立ったUFOが、16年間の首相の任…

桂望実著「終活の準備はお済みですか?」(KADOKAWA)

「終活」には伴走者が必要? 終活相談員に相談にくるひとたちとの5つのエピソード。    …

ユン・イヒョン著「小さな心の同好会」(亜紀書房)

リアリティのある社会派小説、ファンタジー、SFと、一冊の中にジャンルやテイストの違う11の短…

西川美和著「永い言い訳」(文藝春秋)

「小説」の面白さまでも気づかせてくれる映画監督・西川美和さんの重層的な構成の物語。映画も…

姫野カオルコ著「昭和の犬」(幻冬社)

遠い日々をぎゅっと掴めたら、幸せに気付くのだろうか           ✳︎✳︎✳︎ 初…

姫野カオルコ著「彼女は頭が悪いから」(文藝春秋)を読んで

読後の後味の悪さが、「問い」となって我が身に返ってくる。「悪気のない悪意」にどう立ち向かったらいいのか。自分にも「加害性」はあるのか          ✳︎✳︎✳︎ 「いやらしい犯罪が報じられると、人はいやらしく知りたがる//まず言っておく。この先には、卑猥な好奇心を満たす話はいっさいない」 冒頭、「プロローグ」のアイロニーを含んだ文言にぐいぐい引き込まれた。この小説は、実際に起こった東大生の強制わいせつ事件をモデルにしている。平成31年の東京大学入学式の祝辞の中で社会

『きのこのなぐさめ』ロン・リット・ウーン著 みすず書房 を読んで。

タイトルに惹かれた。この本と出遭ったのは、あれは、初めて行ったK市の本屋だったと思う。み…