独りが怖い時に頼る彼に連絡してしまった、弱くて暑い夏の夜。

独りが寂しいのは大前提なんだけど
ママとパパとおばあちゃんと弟と
家族に申し訳なさを感じてしまう。

こんな長女でごめんなさい。
家族に家族を紹介できなくてごめんなさい。
いつまで経っても変わらなくてごめんなさい。

頑張るから生きててね、おばあちゃん。
私のこと、覚えていてね。

趣味に付き合ってあげられる人、
見つけるから待っててね、パパ。
仕事頑張ってと言ってくれるけど、
従姉妹の結婚のこと笑って教えてくれるけど、
きっと他に言いたいことあるよね。
言わせてあげられるようにするから。

この家族のせいだとか言わないから、
早く安心させてあげたいから、
期待しなくてもいいけど、諦めていないからね、ママ。
彼氏いるのって言わなくなったの知ってる。
一人でいるからこそ、ママのことがよくわかる。
ちゃんとしろと散々言われてきたこと、
無駄にしないようにするからね。

こんな姉でごめんね、弟たち。
何も守ってあげられないし、弟のほうがずっと
親孝行しているよね。
もっとらしくするからね。

自分のためにだけでなく
家族のためにも
家族にならなきゃいけない。


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