嬉しい楽しい美味しい可愛い、この言葉を素直に言える感性をいつまでも持ち合わせていてほしい。

あぁ、今日は楽しかった。 

この彼とこの時以来に会った。

私の誕生日には連絡をくれたり
私がしたりしながら
次会えるタイミングをいつも伺っている。
今回はピクニックを理由に会えた。

「あれ好きだった」と
2014年辺りに作ったことがあった
たまごサンドイッチを作ることになり
ピクニックをした。
あの時もすごく褒めてくれて
今回も口に卵つけて頬張ってた。
なんて素直な人なんだろう。
食べてくれてありがとうと思った。

彼は私を選ばなかったけれど
私は選ばれなかったけれど
それを悔やんだこともたくさんあったけれど
今もこうして会えるから 
それでいいのかもしれないと
ようやく心から思えた気がした。

人にはそれぞれの距離感があるし
選ばれなかった理由もあるし
それでも
楽しいと思える今はあるし
私たちはそういうことなんだろうなと思えた。

私のうまくいかない婚活の話を
笑って聞いてくれた後
「大したアドバイスも出来なくて
ごめんね」と言った。
だから私は
「アドバイスなんかしなくていい。
私の自己肯定感を少しでも高めてほしい」
と伝えた。

アドバイスは彼じゃなくてもできるし
うまくいかない要因はだいたいわかってる。
彼が私にしてくれることを
彼だから私にしてもらえることを
してもらいたくて会いたいんだよ。
ちゃんと受け止めてくれる彼を
わかっているから会いたいんだよ。

好きを超えた先に待っていた関係が
これかと思うととても不思議だ。
でも気にかけてほしい。
きっと彼も気にかけたいと思ってくれている。 
体や名前のある関係ではない、
彼との時間がほしい。 
彼からの言葉がほしい。

ただ、彼はちゃんと距離感を保って
私に会っていることを今日まで
知らなかったから
何かしらセーブしなければいけない感情は
あるんだろうな、
たぶん、私の方に…笑

それでも
「ちゃんと頑張ってたんだな。
わかってる気になってたけど
全然わかってなかったかも、ごめん」
「大丈夫、おばさんなんかじゃない
可愛いよ」
「いつでも気にかけているよ。
いつでも求めているように
できるかわからないけれど
自己肯定感高めるよ」
そんなことをさらっと言ってくれる人に
甘えたくならないわけがないよ。
それが彼なのだ。
そしてそれを喜ぶのが私なのだ。

今回もほら、ちゃんと幸せ。
あの瞬間
あの言葉
あの笑顔
あの温もり
それで私はまた生きていけるよ。

忘れたくない瞬間を
切り取って忘れないでいることで
思い出していくことで明日を生きていく

この理論は彼の大好きなオザケンも
歌っていると教えてくれた。

人間なんて案外そんなものだよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?