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農業体験日記~余市編①~

今月、余市にてまたまた農家さんへ行き、お手伝いをしています。感じた事をつらつら書いているので良ければ読んでください。

1.余市は素敵な街

昨年秋、ラボの合宿で初めて行った余市。余市町は人口2万人ほど。隣には車で約30分ほどで着く小樽市。札幌市までは1時間少々でつく、都会にほど近い場所にあります。海も山もあって都会に近いのに、穏やかで自然を堪能できる場所。果樹の栽培が盛んでりんごやブドウが有名です。ニッカウヰスキーは朝ドラで一躍有名にもなりましたよね。ワインやウィスキーの醸造業も盛んです。

お世話になっているのは、そうせい農園さん。はじめましては昨年の冬。ブルーベリーの苗木を冬囲いしに行ったのが出会いでした。そうせい農園さんは、新規就農の夫婦で経営しており、リンゴやプルーン、ブルーベリーなどを作っています。

今回は、プルーンの収穫時期に人手が足りないということで、9月いっぱい私自身は、3日間だけですがお手伝いしに行くことになりました。

2.現状

3日間のうち2日間で気づいたこと。

人手が足りない

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収穫、選科(選別)(字が間違っていたらごめんなさい)の作業中、そうせい農園のお二人は悩みの種を打ち明けてくださった。収穫しきれなくて、木になりっぱなしになったプルーン。木には収穫しきれず、熟したプルーンが大量になっていて、重さに耐えられなくなったプルーンの枝はたくさん折れていました。

選別の作業は、前回私が石狩の農業体験を書いたnoteにも記載しましたが、たくさんの廃棄が出てしまいます

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少しの傷や痛みで廃棄のプルーンになってしまうので収穫する際に見た目がきれいなものを選んで収穫します。選別の際も、1つ1つ丁寧にパックに詰めていきます。

収穫し、選別と箱詰めをしたプルーンの多くは、農協に持っていきます。農協に持って行ったプルーンはあまり高く買い取ってもらえず、安い時は1パック100円台だそうです。

収穫から出荷まですべて手作業で行っている為、とても時間がかかります

機械の導入は現在、プルーンを倉庫に運ぶときに使われているもののみで、

サイズ分けくらい機械でできたらいいのにねと、作業効率の改善に頭を悩ませていました。

加工業も行いたいとお話しされていていましたが、夏から秋にかけては人手が足りないことが大きな理由で手をつけられないそうです。

3. 出会いと交流から

今回このお手伝いのお話を聞き、私の周りの友人を10名ほど集めました。私以外はほとんど初めましての方がシフトを組んで余市はお手伝いという事になってしまったので、送迎してくださったよしおさんや皆さんには気を使わせてしまう部分が多々あったかもしれないのですが、
どこのグループも帰り際にはとても仲良くなっていて、農家さんお2人が次の日になるととても楽しそうに、「前の日の〇田くんはもの凄く面白かった」とお話しされているのを聞いて、皆さんのコミュ力の高さに感動です。そして、農業への楽しさに一緒に触れる事ができて、とても良い機会になったなと私自身とても感じています。

4.これから先

そこで考えたのは、農家さんが考えていてやってみたい事、時間がなくってできていない事を、私たちがお手伝いできる事が少しでもあるなら、出来る可能性があるなら、

何か一緒にやってみたいと思いました。

今回この企画に参加した私達はやんわりでも自分達の力でできる、あるいはやってみたいと思えた事があったのではないかと思います。実際に行動に移し実行するのも農家さんと私達の時間やタイミングが合わないと難しいのかもしれません、しかし実際の農家さんの様子を動画に撮って編集をし発信する事で少しでも農家の現状を伝える材料にはなるし、13LABOの新しいカフェメニューとして、本来廃棄されてしまうプルーンを加工し、食べる事を通して農家の現状を伝える事だって可能なのではないかと感じました。

短期的にしか関わる事ができない心苦しさはあるのですが、農家さんが望むのであれば、人を集めることはもちろん、何かお力になれればと思います。

長くなってしまったのでこの辺で。

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