基本的に滞っている日本人

　日本人のほとんどが、滞ってます。
　西洋医学的にいうと『血流が悪くなる』
　東洋医学的にいうと『気滞・血滞・水滞』
　どっちだろうと、要は”滞り”です。

　ここで、あなたの”滞り度”をチェック！

　ストレスが多い
　生活リズムが不規則
　煙草を吸う
　体が冷えている
　冷たいものを好んで飲む
　お腹を触ると冷たい
　足がいつも冷たい
　お腹が苦しくなるくらい食べる
　糖分・油分を多くとっている
　食事は炭水化物がほとんど
　運動が嫌い
　ジッとしたり、ゴロゴロしていることが多い
　考え事が多い
　緑茶・コーヒー・紅茶を合わせて一日に3杯以上飲む

　いくつくらい当てはまったでしょうか？
　これらの項目が2~3個当てはまる方は、そのまま半分くらいは当てはまってしまう方が多いのでは？

　生活習慣病は、糖分とりすぎ、油分とりすぎ、などと言われます。
　たしかにその通りです。

　とりすぎ、だから食べるものを減らさなきゃ。
　運動不足だから運動しなきゃ。

　と、なりますよね。
　でも・・・・

好きで食べてハッピーになっているものを減らすのも、

ダルいから動きたくないところから運動するってのも

どっちもしんどいじゃないですか？

　そこで、もっと取り組みやすいところから、始めてみるのがおすすめです。
　薬膳を勉強している中で、別のアプローチを見つけました！

　その方法は、冒頭でもお話した”滞り”に注目。
　東洋医学では、栄養でも気でもなんでも、”多すぎる”、”少なすぎる”のともう一つ、”滞っているかどうか”というのが、重要な健康のためのポイントの一つになります。
　しっかりとした栄養が体の中にあっても、それを上手に運搬して体中に届けられなければ、それは効果を発揮しません。
　その生物の”栄養を体中に巡らせる機能”も、また放っておいては上手に機能しないのです。

　日本人は特に、まず仕事で心身共に、無理をしがちです。
　そして、多すぎる”本来、あなたの体が必要としていない”食品・食材が、体の機能を低下させています。
　また、体に負担をかけるような生活習慣。
　これらが”滞り”を作ってしまっています。

　健康志向なんて言って、その注目度自体は高いものの、健康であるための正しい知識を学ぶきっかけは少なく、意識が高くありません。

　特に食事に関しては。

　いきなり理想論を突き付けるつもりはありません。

　まずは減らす・変えることよりも、今まで意識をしていなかったであろう循環を良くすることを”食べることで整える”ところから目指していってはどうでしょうか。

　食べて巡らす作戦✨

1.食事は、”トッピングや薬味を多くする・加える”

　しょうが、ネギ、唐辛子、ごま、鰹節、山椒、シソなどを、加えたり、多めに使って食べます。
　ただし、ここで注意したいのは、加えるのはあくまで”薬味”。食材です。
　マヨネーズやしょうゆ、ソースといった”調味料”は加えないように注意します！ハーブやスパイスといった”香辛料”なら、とてもいいです！

2.間食にナッツ、種子類、ドライフルーツを食べ足す！

　これも、今の食生活を変えなくていいので、まずは”間食したいな”というタイミングで最初に食べて、そのあと好きなスイーツなど食べる、というのをしてみてください♪
　カロリーが気になる・・・！という場合は、それじゃ、気になる分、スイーツの方を減らしてみてください。

　ヤダ！😩

　という方は・・・しかたないですね・・・。次の食事の時に、カロリー多くとっちゃったの、これくらいかなぁ？という程度、ご飯・炭水化物を減らしてくださいね。
　ナッツ・種子類は、一日量はだいたいひと握り分くらい。それを間食する回数分にわけてくださいね。
　ちなみに、このナッツ、種子類、ドライフルーツは、どれも無添加を！
　砂糖でがっつり煮ていたり、塩がまぶしてあったり油で揚げてあるものは良くありません！最近は健康志向で無添加のものが多く出回ってます(コンビニにもあります！)

3.冷たいものを食べたり飲んだりした後は、必ず暖かいものを飲む、食べて〆る。

　アイスやアイスドリンクをやめる、というのはなかなか困難。そのため、それらを食べたあとは、必ず、暖かいものをとるようにしてみましょう。ここはノンカフェインのお茶やホットミルク、白湯もいいですね。


　以上、3つ。
　どれくらいの間やればいいのか？というと、もう、顔洗ったり歯磨きするぐらい、普通に、毎日してください。

　これにより期待される効果

・疲れを感じにくくなる
・なんかちょっと元気な気がする
・なんかちょっとやろうかな、という気になる
・頭・体が重い感じが軽減する

　これだけの効果が期待できます。

　これだけ？と思いますか？

　しかし、サプリを飲むより効果があり、かつ体に良いのは間違いありません。

　是非、お試しください♫