一般学生

こんにちは!一般学生と言います( ̄▽ ̄) 短編小説書いてます エンタメ的に面白い作品を…

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こんにちは!一般学生と言います( ̄▽ ̄) 短編小説書いてます エンタメ的に面白い作品を作ります。 是非読んでください!

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イラストストーリー部門「エピローグ」

26618文字    青空広がるビルの屋上、ジッポーライターに火をつけ、口にくわえている煙草を近づけた。  このビル内にもいくつか喫煙所は設けられているけれど、高い場所で吸う煙草が好きだった。  空を見上げると、雲一つない青空が広がっていて、自分が吐く煙が雲になっていくようで面白い気分にさせてくれる。  まさか自分がこんなスーツを着て真面目に働いているなんて少し前の自分では考えられなかった。あの時の記憶が脳裏をよぎる。あの時は楽しかったな、なんて過去を振り替えっても、あの時に

    • 短編小説「私→あなたへ」

      「うわ、この漫画めちゃくちゃ面白い」 毎週金曜17時、Web投稿サイト「mote」に上げられている「何も取り柄のないオレが異世界行って趣味で無双する」  通称「オレシュミ」  普段、漫画やアニメを見ない私は、友達の勧めとちょっとした世間の流行りで見てみたけど、思っている以上に面白い。  思わず読みいってしまったよ。  ネットで「オレシュミ」について調べてみると、結構オタク?の中では話題らしい。  単行本化もされるらしくて、動画配信サイト「Net Phoenix」でも実

      • いち映像ファンとして、「推しの子」実写化に対しひとこと言いたい。

         こんにちは。はじめまして。  私は、物語が好き。  小説や邦画、洋画、アニメ手法問わず、面白そうな話が好きです。  さて現在、Twitter、Xで「推しの子実写化」について話題沸騰中でございます。  原作やアニメファンから、流行りに乗じただけでしょとか邦画は金さえ稼げれば良いとか、原作愛絶対ないでしょって声をよく見ます。  普段は、こういった炎上している件について思うことはいくつもあるが、特に発信はしていなかった。しかし今回の件だけはひとこと言いたい。  あんたら馬鹿

        • 創作大賞のイラストストーリー部門応募しました。でも。。。

          がぁぁぁぁ 後悔がものすごく押し寄せてくる、ほんとに。 今回、創作大賞のイラストストーリー部門を投稿しました。 物語を書いたのは、約一年ぶり? 一枚の絵から色々物語を考えて結構楽しかったです。 でも、でも、ギリギリで書ききった事によって、ミスが色々、、、 まず題名。 はじめは、「桜の花が咲く頃に」って題名でしたが、なんか、せっかくなら面白いものを!って思って、急遽「エピローグ」にしました。 でも、読んでもらえたらわかると思うのですが、私が考えていたのは、「プロローグ」

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        イラストストーリー部門「エピローグ」

          短編小説 「君がおくる恋文小説」

          読書感想文 「君がおくる恋文小説」  僕が、この夏に読んだ本は、相沢サナエが書いた「君がおくる恋文小説」である。一言でこの本の感想を言うと、これは果たして小説なのかである。  僕は本が嫌いである。ましてや、恋愛小説なんてもってのほか。どんな本を読もうか迷って毎日のように学校の図書館に入り浸っている時、あるクラスメイトに勧められたから読んだだけである。  話は逸れてしまったが、何で僕がこの本に対してこのような感想を抱いたかと言うと、なんだかこの本は作者自身が誰かにあてたラブレ

          短編小説 「君がおくる恋文小説」

          短編小説「ようこそ喫茶店、銀河鉄道へ」

          街外れの閑静な住宅街。そこからさらに離れた人気のない公園。その公園のもっと深く、誰も知らないようなところにその喫茶店はある。 その喫茶店を見つけられるのは、その喫茶店を必要としている人だけ。後の人は、きっと見つけられないだろう。 この喫茶店は、一見普通の喫茶店のように見えるが、少し変わった不思議な喫茶店である。 さて 今宵も迷えるお客様が来店した。彼は不思議な縁でここで出会った。 今日は、そんな話を皆さんにしていこうと思っている。 では、喫茶店「銀河鉄道」へようこ

          短編小説「ようこそ喫茶店、銀河鉄道へ」

          短編小説「もし私が女だったら、、、」

           アラームと共に目が覚めた。  時計は、朝の七時をまわったところだ。  朝目覚めたとき、これまで自分に備わっていた物が無くなっていて、逆にこれまで自分になかったものがあったとしたらどうだろうか。  私の場合、今朝目覚めたとき股にあった自分がいなくなって、胸に大きな違和感を感じていた。自分の手もなんだかいつもより細く感じる。ベットの近くにいつも置いてある携帯を覗こうとした私がいつもの私ではなかった。なんだかいつも以上に頼りなさそうな目をして、顔つきも男気が無くなっていた。  そ

          短編小説「もし私が女だったら、、、」

          官能?ショートショート「僕のアレはティッシュを欲しがる」

          アァ、この時間になるといつもこうなる。 午前1時半過ぎ、いつものように携帯で動画を見漁っていた時、僕のアレはティッシュを欲しがった。 アァ、最近毎日のようにしてしまうのにまたしてしまう。もういい加減直したいところだ。夜中まで起きてないで、さっさと寝てしまう方が得策だったのだろう。 僕のアレは、いよいよムズムズし始めて少しだけ液体を出した。まだティッシュの準備ができていないのに。僕は急いでティッシュを探した。右手は僕のアレをおさえ、左手だけでティッシュを探した。確かベットの脇に

          官能?ショートショート「僕のアレはティッシュを欲しがる」

          一月に書いた短編小説、3作品

          こんにちは、一般学生です。 二月中旬となってしまいましたが、今回は私が一月に書いた短編小説を三つ紹介したいと思います。 短編小説「彼女が僕に冷たい理由」 あらすじ誰にでも優しく、人気者の彼女、遠藤カオル。僕は彼女に恋をした。しかし、なぜか僕にだけ冷たい。理由は僕にもよくわからない。そこで僕は彼女に振り向いてもらうために色々作戦を立てて彼女に振り向いてもらう話です。僕は彼女に振り向いてもらうことが出来るのか、そして彼女が僕に冷たい訳とは!? このお話は結構楽しく書けて、

          一月に書いた短編小説、3作品

          ショートショート「少し好き。」

          僕は君にずっと片思いをしている。 飲み会の後、飲み干しそうな缶チューハイを持ちながら僕と君は夜の帰り道を歩く。 君は3ヶ月前くらいに彼氏と別れて寂しいらしい。 お互い酔いが回ってて二人重なる手が心地よい。 なんとなく話している中、僕はなんとか平常心を保って君に聞いた。 「俺じゃダメかな?」 「うーんどうだろう」 君は答えをはぐらかした。 「なんだよそれ。俺って君にとってどんな存在なの?」 そして君は一言僕に言った 「少し好きかな」

          ショートショート「少し好き。」

          短編小説「彼女が僕に冷たい理由」を書きました。

          こんにちは、一般学生です。 今回、「彼女が僕に冷たい理由」という短編小説を書きました。 テーマは一途な男子高校生の学園恋愛小説です。 あらすじ 彼女に一目ぼれした僕がなぜか僕にだけ冷たい人気者の彼女に振り向いてもらうためにいくつか作戦を立てて、実行するお話。 僕は、彼女に振り向いてもらえるのか、そして彼女が僕に冷たい理由とは!? 今回は前編と後編に分けて投稿しました。少し変わった短編小説になっていると思います。 最後まで楽しんでいただけたら幸いです。 次回は、シ

          短編小説「彼女が僕に冷たい理由」を書きました。

          一途な男子高校生の短編恋愛小説「彼女が僕に冷たい理由〜僕が彼女を振り向かせる大作戦〜」後編

          前編はこちら 後編本編 作戦5 最近、遠藤カオルとの関係性は良い感じだ。 彼女との距離は、前回の「彼女を助ける作戦」から縮まった。 授業中は良く彼女と目が合い、英語の時間は僕が彼女に英語を教える。 こんな日がしばらく続いた。 もう次の段階へ言っても良い。僕は確信していた。そこで今回も作戦を立てた。 今回の作戦は少しハードルが高いと思ったが、今のぼくなら成功する。 新たに立てた作戦それはこれだ。 「彼女と一緒に帰ろう」作戦 まず、どのようにして彼女に帰ろうと誘うのが問題だ

          一途な男子高校生の短編恋愛小説「彼女が僕に冷たい理由〜僕が彼女を振り向かせる大作戦〜」後編

          一途な男子高校生の短編恋愛小説「彼女が僕に冷たい理由」前編

          いつからだろうか。 僕が彼女を目で追うようになったのは。 スラっとした身長に、大きな目。 長い黒髪を束ねたポニーテール姿が良く似合う彼女は、誰にでも人当たりが良くクラスでも人気の存在だ。 しかし、なぜか僕にだけ冷たい。 なぜなのだろうか。 僕に対してなぜか態度が素っ気ない。 そこで僕の心に火が付いた。 彼女を振り向かせようと。 そして、彼女から告白してくるように頑張ろうと。 これは、僕が彼女を振り向かせるための物語だ。 作戦1 僕は彼女を振り向かせる為の作戦をいくつか

          一途な男子高校生の短編恋愛小説「彼女が僕に冷たい理由」前編

          現代ならではの短編恋愛小説「いつもの朝に彩を」

          目の前で微笑んでいる君を守りたいと思った。 世間にどう思われようがずっと一緒にいたい。 望んだことはただそれだけだったのに。 1 北条あおいはいつものように朝7時半に起きた。 まだ眠たい目を擦り、部屋を出てリビングへ向かう。 リビングへ向かうとパンと目玉焼きとサラダが置いてあった。いつも通りの朝。 大学に入学した時は、新たな出会いや新たな発見に胸を膨らませていたが実際、2年も通うとそんな大学生活もだれてくる。 「あおい。あんたももう二十歳なんだから!そんな親に甘えてない

          現代ならではの短編恋愛小説「いつもの朝に彩を」

          こんにちは、短編小説を二つ投稿しました。

          こんにちは、一般学生です。 少しバタついていて投稿できませんでした。 さて、約3ヶ月前に「いつもの朝に彩りを」と「森の怪獣」の二つの短編小説を投稿しました。 「いつもの朝に彩りを」は、結構頑張って作ったので、是非見てほしい作品となっております。 短編小説「いつもの朝に彩りを」あらすじ 毎日同じような生活をしている大学2年生の北条あおい。 おしゃれにも興味がなく、大学の友人タツヤとカイトはそれぞれ恋愛をしている中、恋愛とは縁がない生活を過ごしていたあおい。 ある日、酔っ

          こんにちは、短編小説を二つ投稿しました。

          ショートショート『森の怪物』

          曇り空、草木が生い茂る森の中を歩いていると、石で作られた階段があった。興味本位で階段を降りていくとそこには鉄網で作られた大きな檻があった。檻の中には大きな沼があり、唯一立つことができる沼の淵は泥で歩きづらかった。沼の淵に立っているとさっきまで静かだった水面が騒ぎ立て、僕の足元は濡れていった。 水かさが増し、僕は流されまいと、その場に座り込み必死に抵抗した。数メートル先の沼は底が見えず流されたら死ぬなと感じていた。 ふと沼の方を見ると、沼から体長5メートルあるいはそれ以上の大き

          ショートショート『森の怪物』