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愚痴垢、アンチを見て、私が思ったこと

こんばんは。からあげちゃんです。
本当は、最初の投稿でも予告した通り左馬刻様のラジオを聞いた感想をつらつらと書いていく予定だったのですが…。
予定を変更して、私がアニオタをやっていて、モヤっとしたことについて、ここに書き連ねていきたいと思います。なぜヨコハマ界隈を牛耳る左馬刻様を差し置いて、今回この話題について書こうと思ったのかといえば、最近オタ友と話して、また、推しジャンルと接していく中で、またこの気持ちがぶり返してきた、というのもありますが、一番は自分の気持ちの整理です。自分の気持ちの整理を、他の人が見られるこの場でやらせていただくことをお許しください。こうでもしないと、やる気が出ないんですよ…。
やっぱりこのもやもやした気持ちは、きちんと整理された状態で自分の引き出しの中にしまっておきたいな、と思ったので、お話させていただきます。

私がオタクをやっていて思ったこと

私がその推しアニメにはまったのは、かなり前のことです。3年くらい前…だと思います。そのアニメはとても人気でした。いつもアニメを見ない人でも「名前聞いたことあるよ〜!」って言ってくれるくらい。私はそのアニメのキャラも、楽曲も、ドラマCDも、アニメも、ゲームも、全部全部大好きでした。…過去形になるのは少し語弊があるかもしれません。そのアニメにお金をかけないと決めた今でも、友達から少し話を聞いたり、昔買った曲を聞いたりして思い出に浸ることがあるので。
…あれ??思い出に浸るってことは、もう好きじゃないってこと…??
これはちょっと置いときますね。

ある日のことでした。私は、ある一人のオタ友と____このオタ友をAとしますね____Aと、私が買った推しアニメのドラマCDを聞いて感想を語り合おうね、と約束をしていたので、ワクワクしていました。学校の帰りの電車の中で、約束通りそのドラマCDを聞かせてあげたのですが…

Aの反応はあまりよくありませんでした。
私「何か嫌だった?私が失礼なことをしてたらごめんね」
 A「ううん、全然。からあげちゃんは悪くないんだけど、ただ…私このドラマCD、なんというか…うーん、って感じかな…」
私「どういうところが嫌だったの?」
A「キャラが贔屓されているような気がして、すごい嫌だな…って思った。」
私「そっか…。」
A「うん。ごめんね、からあげちゃん。私、このアニメ降りるね」
そう言って、Aはその後、そのアニメのファンをやめました。

数日後、私のTLにAのリツイートが流れてきました。
その内容は、Aが降りると言ったアニメを批判するものでした。
今回のドラマCDのここがだめだ、そもそもこのアニメはパクリ疑惑もある、公式の対応がひどすぎる…などなど。
私はその時、人の意見はきちんと聞き入れて、理解しなければならないものだと思っていました。だから、その批判をしている方々、いわゆるアンチの方々の意見も、きちんと受け入れて、理解しなければいけない、目をそらしてはいけないと思って、私はリツイートで回ってきたアンチのアカウントを毎日見に行くようになりました。

そうすると、様々なアンチの方々に出会います。アンチの方はアンチの方としか繋がらないのでそれは当然ですね。私はその方々の意見___ツイートを見て、毎日毎日悲しい思いをしていました。
「ファンの民度が低い」
「ファンはキッズと害悪だけ」
「脚本がこのキャラを贔屓している」
「脚本がクズ」
「こんなアニメ廃れてしまえばいい」
「流石にひどすぎる。もう追いかけるのやめよ」
その言われようは散々でした。今思えば、愚痴垢をやっていらっしゃる方や、アンチをしていらっしゃる方の人数は少なかったのかもしれませんが、そのツイートの多さに、私は「このアニメは不人気なんだ、みんなファンをやめてしまったんだ」と悲しくなってしまいました。

今まで、「このアニメ嫌い」と、自分の好きなアニメに対して後ろ指をさされても、全く気にせず、「こういう意見もあるんだな」と聞き入れ、理解していたはずの私ですが、なぜかこの時だけは、「まともなファンはみんな降りた」や、「公式のここがダメだ」、「このアニメのここが嫌いだ」という言葉にとても私は傷つきました。
今までは何を言われても傷つかず、こういう人もいるんだな〜くらいの気持ちで見れていたのに、今回「公式がこういうことをしていて、これがダメだ」「アニメのここが嫌いだ」と発言していらっしゃる方を見て、とても傷ついたし、悲しくなってしまいました。
また、その方は、まともなファン=お金をたくさん貢ぐファン、マナーがきちんとしているファンという意味で、「まともなファンはみんな降りた」という発言をなさっていました。しかし、その当時ファンだった私は、その言葉を見て、「今残っているファン=私は、『まともなファン』じゃないんだ」ととてもとても悲しくなりました。悲しかったら泣くはずなのに、涙は一滴も出てきませんでした。そのことでさらに自分が嫌になりました。私はまともなファンじゃない、まともな人間じゃないんだ、そう思って、ずっと悲しくて、ずっと悩んでいるはずなのに、でも涙は出ないし、月日は刻一刻と過ぎていく。

そんな時、その推しアニメに似ている!!パクリだ!!と、とあるアニメが炎上しました。
推しアニメのファンは、もちろん大激怒です。こことここがそっくり、ここのキャラ設定が完全一致…TLは一時期その話題で持ちきりでした。
この時、私はアンチの方々に自分の悪口を言われているような気持ちでビクビクして過ごしていたので、その方達のアカウントを見にいくのが日課になってしまっていました。とあるアニメが推しアニメに似ていると炎上したその日、アンチの方々は「うるさいな」と。「推しアニメだってパクリ疑惑で炎上しただろうが」「何を今更」「パクリアニメが何を言ってるんだ」「いちいちつっかかるな」と。

「似ているアニメを見たら、すぐ『推しアニメだ!』と騒ぐファンが嫌い。やっぱり今の推しアニメのファンにはまともなのがいない。」

心臓を掴まれたような衝撃でした。
でも、やっぱり涙は出ませんでした。私は、そのあとずっとアンチの言動を気にしながら日々を過ごしました。
毎日見に行くたびに傷ついて、でもそれでもツイッターのIDで検索して毎日見に行って…。
今文字に起こしてみたら私って相当やばい奴ですよね。ただのストーカーにしか見えない…(苦笑)

今回の話については、少し中身を改変しております。その推しアニメが何かわかってしまえば、今そのアニメを好きな方々やアニメ自体に迷惑がかかりますので…。
現在、私はそのアニメのファンをやめました。純粋にあまり好きじゃなくなったので…あんなに執着していたのに、人の好みって結構変わるもんですね。
文面にしてみて、あとオタ友と話してみて、私があの時何を考えていたのか、なんであんなに悩んでいたのか、それがだんだんわかってきました。それをちょっと書いていきますね。

「残っているファンはみんなこうだ」と一括りにされてしまったことで、自分を否定されている気がして悲しくなってしまった

今回のモヤモヤの根底には、私はこうじゃないのに、という気持ちがあったと思っています。自分の好きなアニメや、アニメのファンを否定されたことで、自分自身が否定されたような気持ちになってしまったのではないか、と思いました。
つまりは、結局私は私を否定されたのが悲しくてイライラしていたっていうことですね。その事実にイライラします。私は、好きなものを批判されるよりも好きな人を好きな自分を批判される方が嫌なんですって。ほんっっとうにわたしって一体どう生きたらいい人間として生きていけるんでしょうか。…自分でも書いてて悲しくなってきました。
ただ、本当に「このアニメのここが嫌い」というものになぜ傷ついたのかについては自分でも原因が全然わかりません、本当に。今まで自分の好きなアニメがけなされても何も思わなかったのに…。今までのアニメはあんまり好きじゃなかった??それとも成長したから感じ方が少し変わった?本当になぜしょうか…。

ここまで書いておいてなんですが、私はアンチ垢、愚痴垢を批判しているわけでも、嫌いなわけでも、「アカウントを消せ!」と言っているわけでも思っているわけでもありません。
というか、私はどちらかというとアンチ垢、愚痴垢に関しては全然賛成派です。
何を言っているんだ、と言われますね確実に。だってあんなにアンチ垢、愚痴垢に苦しめられていたのに何を言ってんのあんた?っていう話になりますよね。うん。

なんで私が嫌いではないかというと、そのツイートのいくつかには、賛成、共感できる部分があったからです。私は最初そう思ってなくても、「〇〇がおかしい」というツイートを見た後にその話を視聴すると「あ、確かにおかしいな」と共感できるところがたくさんありました。最初は、「愚痴ばっかりつぶやいて怖いな」とか「アンチって怖いな」と思っていても、やっぱり共感できるところがあると「やっぱりこの人も本当に嫌いだからアンチをやってるわけじゃないのかもしれないな」「昔は好きだったけど、次第に悪いところばっかり目につくようになってしまったから嫌いになっただけなのかもしれないな」と思うと、「嫌いだ!嫌いだ!やめてしまえ!」なんて言えません。
しかも、勝手に傷ついていたのは私の方です。嫌なら嫌で自衛すれば良かったものを、自分で調べて見に行ったりするのが悪いんです。それで「消せ!!」と突撃していればただの害悪になってしまいます。そもそも、TwitterなどのSNSは、自分のつぶやきたいことを好きな時に呟くためのサービスであって、他の人に気を使って過ごす場所ではありません(人によっては、違う意見もあるかもしれませんが)。現実世界で言えないことも、Twitterなら言える…私もその気持ちがわかります。そこで何をいつつぶやこうとそれは個人個人の自由ですし、私がやめろと言ったところでやめる必要のないものです。もちろん、犯罪行為などは絶対にいけませんが…!

Twitterなどは、いろんな意見の人がいるから楽しいのだと私は思っています。
愚痴る時に口調が悪くなってしまっても、他人に迷惑をかけないならいいと思ってます。人間、生活してたら愚痴もたまるしストレスもたまるし…。溜め込んだままじゃ絶対壊れてしまうから。だから私もこうしてnoteに気持ちを綴っているわけですし…。

最後に

思ったより長くなってしまって自分でも引いてます。笑
何日もかけてかけてこんな…ブログみたいなものを書き上げたのなんて初めてで、すごい体力と労力を使ったのですが、自分の気持ちはすっきりしていて、とってもいい気分です。楽しかったです。
拙く、ただ自分のモヤモヤした感情について語っただけのこのnoteをここまで読んでくれた方にもお礼を申し上げます、本当にありがとうございました。
それでは、今日はこの辺で。

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