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関係性の構築

一言話すと、全部読み取ってくれる人が好きだ。

私は知性に性的興奮と魅力を感じるサピオセクシャル(sapiosexual)/サピオロマンティック(sapioromantic)であると自認している。

ラテン語のサピオの意味は
賢明である、味わう、判断力がある、吟味する
であり、
ホモ・サピエンスはラテン語の"賢い人間"である。
サピからサピオは派生していて、だからつまりサピオセクシャルの私はホモ・サピエンスであるヒトがそもそも好きで、その中でも特に深く考える人が好きである。

"考える人サキ"の由来はここからきている。

今日は関係性の構築について考えていきたい。

努力

一を聞いて十を知る、そんな人と過ごすのはとても楽である。
私があまり配慮しなくても話を広げてくれる努力と技術は、頭がよくて真面目な人にできることで、共通言語が増えれば増えるほど彩りが増して会話が豊かになる。
どれだけ時間を要しただろう。
どれだけ考えたのだろう。
端々に努力の痕跡がにじみ出る。
優しいなぁと思う。

ヒトは共通点の多いものに惹かれる。
類似性の法則は最初は外見から入る場合が多く、次第に趣味や態度、行動が似た者でグループを形成する。
それは海外に行くとより顕著に感じられた。
イギリスの多様性の中の保育園(Nursery)では、グループが完全に肌の色で別れていたのが印象に残る。
なので3歳の娘は当然のように中華系のグループに所属していた。
もちろんその後に性格などの内面により好みは別れるが、大抵はより似ている者同士が近くに集まる。

ミシガン大学の社会心理学者であるセオドア・ニューカム博士は1961年の研究で、人間関係が親密になっていく過程を追跡調査した結果、お互いの基本的なものの見方や考え方が類似していること(態度や価値観の類似性)が長期的な人間関係において特に重要な要因であることを発見した。

しかし、この価値観の形成というのはその人の人生でどんなことを学んできたか、何を意識するかで大きく変わる。
価値観が違う場合はすり合わせが必要になる。
その労力は時間を要するために、やはり似た者同士がそばに居ることは関係性の構築に割く時間を考えると効率が良いといえる。

それとは逆に、価値観が違う相手と永遠に一緒にいられるだろうか。労力をつかい、すり合わせて自分を変える。
こうすべきであると言い聞かせる。
私が私でなくなり、弱くなる。

だから自分を失わない相手がいい。

成果は過去の努力の結果であり、そして未来の成果はこれからの努力で決まる。
努力は必ず報われるとは限らないけれど、報われた人は努力した人の中にしかいない
だからそれが顕著に現れる、努力値といえる金銭や資産という目に見える数字の説得力は強い。

探索者

私が私の時間を費やして理解する。
相手が相手の時間を割いて私を理解してくれる。
その理解が経済的な思惑でないのなら、とても贅沢なことである。

見えないところで理解する努力をしてくれている。
探索者となる。
思い出という閉ざされた空間の中で共通点を増やすために印象を残す。

そうやって築き上げた関係性ほどより強固となる。
少しでも間違えたら迷惑となる行動が、愛しさに繋がる。

決して強制はせず、ただ想いを言語化する努力をする。
それが出来るのはなぜだろう。
痛みを知っているからだろうか。
愛が深いからだろうか。
覚悟があるからだろうか。

目標

目標はとても大切である。
達成するための手段を考え、周りが見えなくなるほど邁進できる。
それ故に自己の能力があがる。

男女間の関係性の目標はあるのだろうか。

人生は長く続く。
その長い人生の中で、幸せな思い出が作れる時間は僅かだと思う。
作れるうちに作りたい。
私が愛されなくなった時も、この行動をしたから幸せになれると思う。

子ども

子どもが1番大切である。
その優先順位は揺るがない。

健康になった私は、子どものために時間を捧げる行動をとる。
目標を高く設定し、そのために邁進する。
周りを見えなくすればするほど、その行動の精度が上がる。

それが強さなら、私は強くなりたい。

私が一番大切に思っている存在が、私の行動で未来が変化する可能性があるのならば、良い方に転んで欲しいと考えている。

後悔のないように生きたい。

"わたしのせいで"と少しでも思ったら呪いになる。
もう呪われたくはない。

今できることの全力をそこに費やしたい。

"わたしは何をしているのだろうか"ともう自分に問わなくていいようになりたい。

時間

わたしが愛した人は、私はずっと愛している。
どんなに見た目が変わっても、
心や行動が変わっていても

その気持ちは変わらずに愛している。

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