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ラクに始められる勉強のコツ【習慣化を味方につけよう!】

キャリアアップや自己啓発のために、新しい知識やスキルを身につけようとするとき「忙しくて勉強時間が取れない」という悩みを抱える人は多いのではないでしょうか。

仕事や子育てなどで毎日忙しい日々の中、新しいことを身につける味方になってくれるのが「習慣化」

勉強時間を習慣化することで、毎日継続して勉強できるだけでなく、ラクに時間を確保できるようになります

例えば、お箸の持ち方は、多くの日本人にとってほとんど無意識でできる行動でしょう。それは、習慣として長年体に染みついているからです。

ものごとを習慣化するメリットは、行動に移すまでに重い腰を上げなくて済むようになることにあります。

でも、なにかを習慣化させるのって、なかなか難しいですよね。「今日は疲れたから」とサボったままやらなくなってしまったり、だんだん面倒くさくなってしまったり。

そうすると「自分で決めたことなのに、どうしてできないんだろう」と落ち込んでしまったり「自分にはやっぱり新しいことを覚えるのは無理なんじゃないか」と、自信を無くしてしまうこともあるのではないでしょうか。

そんな風に自分自身を責める必要はありません!なぜなら習慣化にはコツがあるから!
新しく勉強を始めようというとき取り入れやすい方法を、4つ選んで紹介します。

①三日坊主な自分を責めない

まず一つ目に「三日坊主な自分を責めない」ことです。

新しいことを始めて、毎日継続しようと決めたのにすぐ諦めてしまう「三日坊主」。いわば習慣化の大敵です。
三日坊主に終わると「なんて意志の弱い人間なんだ」「自分に習慣化は向いていない」と、自分を責めてしまいがちです。
でも実は、三日坊主はあなた自身の性格や気持ちの問題ではなく、人間にもともと備わる「恒常性」という性質によるものです。

恒常性とは、外部環境や体内状況の変化に応じて様々な反応を起こし、生命維持のために体を一定の状態に保つこと。「体温が上がったら汗をかく」「緊張したら心拍数が上がる」などがあります。

恒常性は脳内でも働いています。
新しい行動をしようというときには、未知の出来事や危険が伴います。そこから自分を遠ざけるため、脳が本能的に「不快だ」と感じるのです。
どんなに強く心に決めたことであっても、どれだけ大きなメリットをもたらす行動であっても、新しい行動は脳にとって不快なものです。そのため、行動に慣れるまで「やりたくないな」と感じることがあります。

「習慣が定着するまでには平均66日かかる」という研究結果も出ています(2009 Phillippa Lally)。慣れるまでは、できなかった日があっても、サボってしまうことがあっても、自分を責める必要はありませんよ。次の日からまたやり始めれば大丈夫。

②時間や順番、場所を決める

3つ目は、習慣として定着させたい行動を時間や順番、場所を決めて実行することです。

三日坊主の原因としてお話しした脳の恒常性は、裏を返せば習慣化を支える大黒柱。いったん習慣が定着させてしまえば、いつもやっていることをやらないことが不快と感じるようになります。サボったり、忘れてしまうことも減り、無理なく習慣を実行することができるようになります。

もっといえば、脳が習慣に早く慣れるようになるべく同じ状況で・同じ行動をしてあげれば、習慣化しやすくなります

勉強する環境を「昨日は家でやったから、今日はカフェで、明日はまた別のカフェで」と変えるよりは「毎日7時に朝食を食べたら、そのまま7時半から8時まで、自宅のダイニングテーブルで勉強する」と決めて実行した方が、習慣として定着しやすくなります。

もちろん、忙しいスケジュールの中で臨機応変に場所や時間を調整することや、気分転換のために場所を変えて勉強することもあると思います。ですが、習慣が定着するまでの間は同じ環境で実行した方が、ストレスなく習慣化することができます。

③最初の一歩は小さくていい

いきなり高い目標を設定するのではなく、無理なくできることから始めましょう。

最初は「とりあえず机に5分座る」くらいの「え!そんなことでいいの?」と思うような小さなことでいいんです。
そこから次の日は「参考書を開くだけ開いてみる」、その次の日は「一行だけ読んでみる」など、少しずつ少しずつレベルアップしていきます。

最初から難しい目標を設定して、失敗したり疲れたりすると「もうやりたくない」という気持ちになってしまいます。少しずつ成功体験を積み重ねることで、習慣として定着しやすくなります。

④一緒に頑張る仲間を作る 

最後に「一緒に頑張る仲間を作る」ということです。「〇月までに○○を習得する」など、目標を周囲を宣言し、あとに引けない状況を作るとモチベーションを維持できます。

また、自分と同じような目標を持っている人とその日やったことや頑張りをお互いに共有し、ほめ合ったり励ましあったりすることも効果的です。自分の頑張りを褒めてもらえれば、誰でも嬉しいもの。成功体験として記憶され、もっと頑張ろうという気持ちになれます。

キャリアアップのための勉強をしたい女性におすすめなのが「SHElikes」。Webデザインやライティング、マーケティングなどのスキルを学べる、女性向けオンラインスクールです。

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その日のTO DOリストや学んだ内容の振り返り、課題で作った制作物などを投稿したり。勉強していて出てきた質問を、講師の方だけでなくシーメイトさん同士で解決したり。

頑張っている他のシーメイトさんの投稿を見て刺激をもらったり、自分の投稿に反応が返ってきたりすると、モチベーションの維持につながります。

さいごに:コツさえつかめば、習慣化はあなたの味方!

一番お伝えしたいのは、できないからといって自分を責めないこと。できなかったときに自己嫌悪やマイナス思考に陥ってしまうと、モチベーションが下がり、目標達成が遠ざかってしまいます。

コツをつかみ、環境や状況を整えてあげるだけで、習慣化はグッと簡単になります。無理なく続けられる、自分に合ったやり方を探してみましょう。

習慣化はあなたの味方です!

参考サイト
STUDY HACKER 「ホメオスタシスとは?自分を”変える”メカニズムを解明!」
みんちゃれブログ 「習慣化の基本テクニックと実践すれば成功率が上がる7つのポイント」
みんチャレブログ  「習慣化するまでの期間は1〜6ヶ月!3つの段階を乗り越える方法」

(本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の応募作品です
SHElikesについて https://shelikes.jp/trial/?utm_source=note&utm_medium=article&utm_campaign=writercompe_


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