久しぶりにマッチングアプリに登録してみた件
こんにちは。いきなりですが私はマッチングアプリは否定派です。しかし、彼女と別れてからしばらく時間が経ち、何か新しいことを始めてみよう、と思って久しぶりに登録してみました。今回はそこで感じたことや考えたことを書いていきたいと思います。
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■登録してみて感じたこと
某ペ◯ーズを久しぶりに登録し、私が一番最初に感じたことは誤タップしやすく、使いづらい、という使い勝手やユーザーインターフェイスについてです。
間違えていいねを押しそうになったり、相手も間違えて押してしまったのかすぐに取り消し?されてしまい、いただいた「いいね」のリストから消えていることが非常に多かったです。
邪推にはなりますが、そうやって間違えて操作させることで「いいね」の数を消費させているようにも思えてしまいました。
もう一点感じたことは、私のページに足跡を残す女性の9割は私より年上の方でした。新規登録ということもあり、運営からのレコメンドもあるかもしれませんが、20代も多数いる中で30代以上のアクティブ率も結構高そうな印象を持ちました。
■自分のプロフィールを作成する難しさ
改めて、自分のプロフィールを作成する、ということの難しさを感じました。同じようなプロフィールを作成するものとして、私は定期的に職務経歴書などの書類をアップデートしています。それらは誰にどんなことを伝えるか、が明確なので書くこと自体に迷うということはあまりありません。
しかし、マッチングアプリだと相手のニーズというか、求める人柄は人によって様々ですので、どこにターゲットを合わせるかめちゃくちゃ悩みました。結局、テンプレートにあるような無難なプロフィールになってしまい、果たしてこれで自分のことが伝わるのだろうか?と感じています。
また、これは完全に私の問題なのですが、私には趣味がありません。ありません、というよりも、20代でやりたいことはほとんどやってしまいましたし、勉強したり考えていることをアウトプットしたり、仕事が好きではありますが、それらは趣味とは言いづらいと感じているため、趣味がないといういうのがふさわしいような気がしています。
プロフィールを添削してくれるサービスがあるようなので、自分のことをどう伝えたらいいかわからない場合は、そういったものを使うのも一つの手かもしれません。
■今後のマッチングアプリの行き先予想
最初に結論を言ってしまうと、正直相当厳しいと感じています。
一つは似たようなマッチングサービスが乱立しており市場が飽和していたり、サービスごとの差別化が難しく、収益を伸ばしづらいのでは?ということがあります。
実際、私が数年前に利用した時よりも、この機能を使うには追加費用が必要です、と追加のオプションがとても増えていたので、運営が厳しそうだなという印象を持ちました。また、なんとなく、気持ちのいい課金ではないと感じています。
ちょっと話は逸れますが、私は某ソーシャルゲームに毎月2,000円程度課金をしています。もちろん無料で楽しむこともできますが、長く続けて欲しいので少しでも力になれたら、という思いで気持ちよく課金をしています。完全に個人的な考え方ですが、ありがとうの気持ちでお金を使えるかどうかはサービスや物に対して感じる価値に大きく影響を与えると思っています。
もう一つが、ヤリモクやマルチ目的の利用者が増えているということです。整った顔とこまめなメッセージ、女性が気持ちよくなる声がけさえできればホテルへ連れて行くことなんて造作もない、とマッチングアプリで遊びまくっている友達が言っていました。
実際、ネットで男女の出会いを調べると基本的にマッチングアプリが推奨されていますし、遊ぶための心理学のテクニックやノウハウもいくらでも出てきます。そのように悪評が広がれば広がるほど、ユーザーは離れていき、サービスとしての質は下がってしまうように感じています。
実際、マッチングアプリで出会って結婚できる人は交友が広かったり、いい人であったりと、私生活でも結婚できるポテンシャルを持っていることが多いと聞きます。
逆に本人に何かしらの問題(もちろん私のようなプロフィール的なアピールの問題も含めて)があるため、長くマッチングアプリに在籍しており、常に苦戦しているのではないでしょうか。
そして、記事によると20代や30代で結婚相談所への入会が相当増えているとのことです。
高い費用を払ってでも、結婚の意志がある人と出会いたいというニーズがかなり大きくなってきているのでしょう。
また、2023年の調査で、結婚したきっかけの25%がマッチングアプリだったそうです。
一般的に付き合って結婚するまでは2、3年と言われていますので、調査から逆算するとその人たちがマッチングアプリで出会ったのは恐らく2019年か2020年あたりが一番多いのではないでしょうか。
その頃はいい人なのにただ出会いがないだけ、という人が出会い、マッチングアプリが市民権を得てきた頃だと記憶しています。そういった人たちが結婚したため、次回以降の調査ではたぶんマッチングアプリで結婚した割合がどんどん減って行くのではないかと思います。
逆に職場での出会いはコロナ以前の日常生活が戻ってきたこと、人柄を知ることができるから、と割合は増加していくと予想しています。
このように、マッチングサービスは参入しやすい業界のため競合サービスの乱立と、マッチングアプリへの認識の移り変わりと、ユーザー層のことを考えると、結婚を意識したサービスは衰退し、男女共に遊び目的のものはしばらく生き残っていくような気がしております。
■最後に
結婚相談所への入会数や職場での出会いが増えていることから、マッチングアプリで安価に将来を共にする人と出会うことは難しいという認識が広がってくるのではないかと思います。
一定の保証がある結婚相談所や、友人からの紹介、職場での出会いなど、お金か自分の行動範囲・交友関係を積極的に広げて出会う人の数を多くすることが婚活への一番の道のりになるような気がしています。
2024年ではまだネットで出会った、ということが一般になっていますが、もう少ししたらやっぱりどこかに人が介在しないと安心できないよね、という風潮に揺り戻しが来るかもしれません。
もしかしたら、出会う分母を増やすために大企業へ入社や転職を考える、ということも起きてくるかもしれません。
私はありがたいことに今年から新しい仕事の話が何件か来ているので、色々な人に会って、その中でいい出会いができればと考えているので、今年は過去一番アクティブな一年としていくつもりです。
ちなみにマッチングアプリは登録して一週間くらいで色々察して退会しました。
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