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どこに向かうか、、、目標の向こう側

人は皆どこへ向かうのか、、、。
新年を迎えれば当たり前のように今年の目標は、、、なんて皆考える。
今年の目標があれば、3年後、5年後、10年後の目標なんてのもあって、最終的にこうなりたいなんて20年、30年先の遠い目標もある。

僕も事業をさせていただいている事業者の端くれとして、目的やビジョンや目標とは常に向き合わざるを得ない毎日だ。

そしてFM局で『A-STAGE』というラジオ番組も持たせていただいている。
様々なゲストの方をお呼びして、今の人生のステージ、そして、この先の人生のステージについてお話しいただく番組だ。
人の人生をテーマに扱っているのだ。

人生ってなんだろう、、、どこに向かうのだろう、、、

この映画を通して新たな答えが見えた気がする。

ふとした出会いを受け入れると、
嬉しい出会いが待っている

よく仕事で沖縄に行くのだが、特に沖縄市のコザというディープな街が好きで毎回訪れる。
コザには人のご縁もいただき、行く度に人の繋がりが増え、立ち寄るところも多くなってきた。

その一つに、シアタードーナツがある。
シアタードーナツは街の小さな映画館でオーナーの宮島さんがセレクトした映画が期間ごとに数本上映されている。
上映されている映画は、シネコンで上映されるような最新作や過去のヒット作ではなく、オーナーの宮島さんが選んだ普遍的で心に響く、多くの人に観てもらいたい作品だ。

鮮度が大事!!
映画に新しい古いはなく、観る人にとってどれも新鮮で響くものが素晴らしい映画だと宮島さんは語る。

この日もご挨拶がてら訪れたのだが、宮島さんの「映画観ていけば〜」という言葉に身を任せて、おすすめされた映画を観てみた。

それが『人生フルーツ』という作品だった。

観て良かった!大当たり!
ふとした出会いに身を任せてみたら、嬉しい出会いがあった。

ゆっくり時間をかけて彩りが溢れる

津端修一さん(90歳)と妻の秀子さん(87歳)の日常を描いたドキュメンタリー作品。

是非観ていただきたいので、詳しい内容は控えますが

この津端さんご夫妻の日々を自分たちらしく、丁寧に、自然を大切に過ごす生活は誰しも考えさせられるのではないだろうか。

頑張るのでもなく、諦めるのでもなくコツコツ、ゆっくり時間をかけて1日1日を重ねる。

淡々とした日常を描くストーリーの中には、時折心をぎゅっと暖かくも締め付けられる場面もあり、その度ゆっくりと頬を涙が伝う。

この映画を通して一番に感じたのは、人はピークはどこなのかということ。

多くの人は人生のピークを20代〜40代に設定している人ではないだろうか。
もしくは一般的な定年を迎える60歳とか。

しかし、この映画を観てその価値観が一気変わった。

人は歳を重ねれば重ねるほど、彩りが増し、豊かになる。

みんなのお手本。

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