A Way to Coffee

鹿児島で小さな移動カフェを経営。コーヒーを通じて、一人でも多くの人が自由な人生を楽しめ…

A Way to Coffee

鹿児島で小さな移動カフェを経営。コーヒーを通じて、一人でも多くの人が自由な人生を楽しめる社会を作りたい。 ローカルなお店が増えて、それを応援する人や環境を整えて鹿児島を日本を代表する街にしたい。 そんな想いを提供するスペシャルティコーヒーに込めています。

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ボクから僕へ

1996年(平成8年)8月7日 23:27ボクは生まれた。それから24年。ボクの人生は平凡とまではいかないが、なにも胸を張って面白い話を語れるほどの生き方はしてこなかった。ただ、一つ言えるのは、ボクは”期せずして”少数派な行動を取ってきたということ。 ボクには二学年上の姉がいる。彼女の影響と(良くも悪くも)教育熱心な両親に勧められ、ボクは中学受験をし彼女と同じ中高一貫校に入学した。思えば、当時はそれほど中学受験をする人が多くなく、その頃から少数派だったのかもしれない。 中

    • 一票の重み

      買い物は投票だ 買い物は投票だ。 そう考えたことはあるだろうか。自分でモバイルカフェを起こして早3ヶ月。ひしひしと覚えるこの感覚は、とても新鮮であり、とてつもなく大切なことを教えてくれている気がする。 普段の買い物では、なかなか生産者や中間のステークホルダーの顔が見えないからそう感じることは少ないかもしれない。かくいう僕も投票している感覚など、これを始めるまで全くなかった。 ただ毎日のように「お客さんからお金を受け取る」という行為を続けていく中で、ふと疑問に思ったことが

      • 旅立ちの前夜に

        僕は別れが苦手だ。永遠の別れでないと分かっているけれども、それでも僕は別れが苦手だ。どんな顔をすれば良いと言うのだろう。 明日から、北海道へリゾートバイトに行く。24年間住み続けた地元を離れ、初めての一人暮らしだ。ほんの数ヶ月ではあったものの、コロナ禍でも雇ってくれた地元のバイト先に別れを告げてきた。 店主を始め、色々な常連さんが僕を送り出してくれた。プレゼントをくれる人もいたし、最後の2日間でワインを5本空けた。店主はいつも優しかったし(彼は否定するだろうが)、おいしい

        • セミとヒト

          2020年8月26日 2:50 p.m. セミが消えた。 ふと窓を開けると、人の足音、自転車のラチェット音、買い物袋が擦れる音、郵便を届けるバイクの音。 それ以外は静寂に包まれていた。 連日の暑さを象徴するかのごとく鳴き続けたセミ。都会では騒がしくも、先週行ったキャンプ地では、とても心地よかった。 先週末の雨をさかいに、2-3℃最高気温が下がった東京。とはいえまだ8月だし気温も毎日30℃を超えている。暑さにへばってしまったのだろうか、鳴き疲れてしまったのだろうか。一

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