渡邉俊介

教員、脚本家

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アッパレ松潤のお人形遊び〜「どうする家康」第1回感想〜

 1月8日(日)から始まりました、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」。松本潤さんを主演に迎え、古沢良太さんの脚本で、ナイーブで頼りないプリンスこと徳川家康のサ…

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1年前
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寄り添えるまで、800年かかりました。〜「鎌倉殿の13人」最終回の感想〜

 「私(北条義時)の名が穢れる分だけ、北条泰時の名が輝く……」  12月28日に最終回を迎えた2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。今更ながら感想を書きます。初回か…

渡邉俊介
1年前
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アッパレ松潤のお人形遊び〜「どうする家康」第1回感想〜

 1月8日(日)から始まりました、2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」。松本潤さんを主演に迎え、古沢良太さんの脚本で、ナイーブで頼りないプリンスこと徳川家康のサバイバルを描きます!

 迎えた第1回、様々な魅力がありますが、お人形遊びに興じる少年家康のシーンを、子役さんではなく松潤さん本役が演じていた、というのがもう既にアッパレでございます。というのも、あれを視聴者はどう感じるか? 「子ども

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寄り添えるまで、800年かかりました。〜「鎌倉殿の13人」最終回の感想〜

 「私(北条義時)の名が穢れる分だけ、北条泰時の名が輝く……」

 12月28日に最終回を迎えた2022年NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。今更ながら感想を書きます。初回から追いかけてきた一視聴者として、また三谷幸喜作品の一ファンとして、権力のために振り回されてきた北条小四郎義時の人生を楽しませて頂きました。
 最終回のラストシーンで、死期迫る義時は冒頭のようなセリフを言います。権力者として血の

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