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猪鹿庁での解体講座を終えて

※下部に刺激の強い画像があります。
 再度アナウンスしますが、苦手な人は「====」までに留めてください。
※記憶のまま書いてるので、内容の齟齬ある可能性あります。

猪鹿庁が主催する"狩猟スタートダッシュ講座 in 丹波山村"に参加した。
自分用のメモとしてまとめたい。結論、生態系に棲む生物としての人間としての在り方に思考をめぐらす機会となり、すごくよかった。
※知識不足もあり、適切な言葉/内容ではない事ご容赦ください。

感じたこと/聞いたこと(感想ベース)

・持続可能性って言葉がはじめてピンときた。
 獲った鹿は試行錯誤して活用すると8割程度利用できる。
 (狩猟の村 丹波山村でかなり試行錯誤?した末とのこと) 
  食肉、家畜の餌、インテリアなど、使えない部分は土に還す。
 その分どうしても手間はかかるし、効率重視の畜産には勝てないが、 
 食べるために食らうし、それが害獣駆除としての地域保全になる。
 里山や環境保全の一部として、狩猟があるし、人がいる。
 野蛮じゃない、快楽じゃない、必要なものだと思った。
・一方で、自治体からは害獣駆除の報酬金?がもらえる。
 もし本業にすると、どうしても報酬や利益のために、
 動物を殺すことになってしまう(思考がどうしてもいがむ、気がする。)
 命として向き合う事と、狩猟を狩猟のまま楽しむことと、
 環境保全として勤しむ事のバランスが大事だと思った。
・でも、まずは本能と向き合う事としての狩猟を楽しめばいいとの事で、
 自分もとっかかりはそこだろうな、と思った。
 (環境保全のためだけに動物を殺したい、が動機の人は
   自分自身の罪悪感にさいなまれる気がする)

・余談やが、イベントのモデレーターは向いている気がする。
 自分に影響力がある状態でのコミュニケーションが大得意だから。
 (こう書くとマウント大好きマンみたいだな。)

感じたこと/聞いたこと(事実ベース)

・3月~6月は鹿は身ごもり、獲物の中に胎児がいる。
 胎児/胎盤を見ると心がざわつくが、主に成体の解体は問題なかった。
・実工程はかなり複雑かつ地元の狩猟者でも衛生的な解体はなされてない。
 実事業者?解体処理場の視点を持ちえた猪鹿庁の講座は、
 かなり丁寧で体系化されているとのこと。(確かにわかりやすかった。)
・銃猟免許を取得しても、いざ狩りに出るのにはハードルがある。
 猟友会への参加や師匠てきな人を見つけて、従事するのが重要。
 ただ、猟友会は地域コミュニティへの参加が必要??だったり、
 理路整然と狩猟を説明できる師匠もかなり少ないなど、
 生半可な気持ちのままだと、やはりハードルは高そう。
・とるなら第一種免許、地域によって費用や補助金などが違う。
・猟場への行きやすさ、罠場の確認しやすさ、が大事。
・ちゃんとわかっていないんだけど、
 よその狩猟場に行くと事故も起こりうるし、
 また地域は猟場保護・里山保全のために様々な対応をしているため、
 よそ者が狩場にきたら怒られる(危険性からもマインド的にも)
 (まあ耕した畑に収穫だけ来られたらいやだよなあ、、、。)
・ジビエはちゃんと血抜き、調理されてたら臭みもないし栄養も豊富。
 (古くは、ジビエを食べる事を薬食いと言われたほど…!) 
・土着型の産業だから、地域に根差すように生きる、と比較的融通が利く。

決めたこと

・今年中に第一種免許を取る。
・取得次第、もう一度講座に参加する。
・講座で狩猟に行きやすいエリア(?)を見つける。
 そしたらバイクを売って、ジムニーに切り替える。

やりたいこと

・地方に本拠地を移すか、拠点を増やす。半農半Xをめざす。
・登山の経験値も増やしたい、山登る機会を増やすか。
 地域に根差すように暮らしたい、
 その選択肢を増やしたい場合は、地方を回るしかないのか。
・地方でもデジタルを推進/認知拡大をできるように、
 サイト制作系・カメラ/動画周り・SNS運用・ライティングなど、
 まるっとできるようになりたい。少しずつ領域を広げる。
 クリエイティブのデザイン周りは強化したいな。

自分用メモ)
各種リンク
・神奈川 狩猟免許
⇒まだ令和5年の詳細出てへん

・神奈川 猟友会
⇒意外とフランクそう!

・神奈川 助成金
⇒たぶん住んでるところ対象じゃなさそう

丹波山 狩猟学校
→トマリヤマ(銃猟)が興味ある。


※以下に当日の画像が続きます。
 動物の解体の様子が苦手な人はここまでにしてください。
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猪鹿庁のツアーがすごくよかったので、参考までに画像を載せております。
刺激的な画像ですが、興味ある方は見ていただき、
次回の参加も検討いただければと思います。


この吊る機械は電動じゃなければ、3,000円ほどで買えるそう。
左が獲物で、右が内臓処理時に出てきた胎盤(?)
ヘッドショットで仕留めた獲物なので、肉の色がすごくきれい。
赤ちゃんが出てきたときは、インパクト強かったです。
内臓の構造を見せてもらいました。
丹波山のシェフによる調理でいただきました。


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