『エッセンシャル思考』から学ぶ資格勉強
今月は『エッセンシャル思考／グレッグマキューン著』を読んでいました。
年明けは毎週１冊を目標に読書する目標を立てていましたが、
仕事・勉強に追われ時間が確保できず…
毎週、子どもたちの習い事の待ち時間（45分）は必ず読書をすると決め、
１か月で１冊程度、本を読んでいます。
数日前この本を読み終えたのですが、
本の中で私の試験勉強の取り組み方（先日の投稿に記載）
と同じような考え方を紹介している部分があり、
仕事・勉強をしている方々のお役に立てるのではないかと思ったので
ここで共有したいと思います。
エッセンシャル思考とは
エッセンシャル思考とは、私なりにですが要約すると、
「より少なく、しかしより良く」という考え方を基礎とする思考であり、
この考え方を身に着ければ、自分にとって人生で何が一番大切かが
明白になり、人生が幸せで満ちていく、とこの本には書かれています。
読書記録として書き残しておきたいことはたくさんあったのですが、
今回は本の後半の、資格勉強をこれから続けていくために
とても参考になる考え方だな、と思った部分を紹介していきます。
本の中で心に残った内容
この本の中で、私がとても心に残った内容を紹介します。
①小さな一歩を積み重ねる
試験勉強はいつまで続くかわからない超長期戦です。
税理士試験は特に、官報合格までに10年かかることも稀ではありません。
試験合格には「試験勉強を続ける」ということがまず第一だと思います。
そのために必要なのは、モチベーションを維持すること。
この本では、モチベーション維持のためには「前に進んでいる感覚」
が必要だと書いてあります。
地道な成功体験を積み重ねていくことが、長期的に試験勉強を継続し、
合格へと向かうための重要な要素だと思います。
『毎日１センチずつでいいから、より良い未来に近づくことをやろう』
②最小限の進歩を重ねる
この本では、瑣末なことに気をとられず、本質をやりとげる大事さが
書かれています。
税理士試験においても、試験時間２時間では解ききれないほどの
膨大な量の試験問題で合格点をとるために、勉強をしていきます。
ひとつひとつ学習内容を理解し、完璧に解けるようになることも
必要かもしれませんが、そんなことをしていたら１年で１科目も
学習内容を学びきれないまま試験に挑むことになると思います。
予備校のカリキュラムを、組まれている予定通り終わらせること。
細かいことが気になったり、わからないからといって立ち止まらない。
この本にも書いてあった通り、
とりあえず最小限の進歩を重ねることが重要だと思います。
『完璧をめざすより、まず終わらせろ』
③「早く小さく」始める
私は小学生のときから、「夏休みの宿題は７月中にはすべて終わらせる」
と決めて、宿題を受け取った日からすぐ取り掛かっていました。
誰かに言われたわけではなく、存分に夏休みを満喫したく、
子どもながらに「後に残すくらいなら、早く片付けてすっきりしたい！」
と思っていました（笑）
今でもこの感覚は身について、
・郵便物はその場で開けて、その後の処理
・幼稚園のおたよりはその場で読んで、すぐにスケジュールへ登録
・毎月業務は設定した日の1週間前から、少しずつ着手していく
など、いわゆる「せっかち」な性格で、日々慌ただしく動いています（笑）
この本にも「早く小さく」始めることは大切だと書かれています。
前もってすべてを終わらせる必要はありませんが、
ほんの少し準備しておけば、余計な苦労をしなくて済むのです。
『今すぐできる最小限の準備は何だろう？』
おわりに
今回紹介した内容は、『エッセンシャル思考』のほんの一部の内容です。
この本は主に、仕事をする際に応用できる考え方が書かれているのですが、
「資格勉強をする際に役立つ！」と感じた部分を共有しました。
前回の記事を投稿した後に、この本の後半部分を読んだのですが、
「私もこの考え方してる！！」と共感する部分が多く、嬉しくなりました。
（👇前回の投稿はこちらです）
専業主婦から税理士になるために、試験勉強を始めたあの日から丸３年。
何も持ってなかったあの頃と比べると、今は、
・１科目合格、２科目目の受験勉強
・実務経験を積むための税理士事務所勤務
・７年後官報合格し、独立に向けたInstagramやnoteのSNS運用開始
を同時進行で、少しずつ進めていけています。
『小さな達成を繰り返せば、目標までの道のりは楽しく、満足感に満ちたものとなる』
この言葉のとおり、目標までの道のりはまだまだ長いのですが、
小さな達成を繰り返してきたおかげで、
今、自分が行っている税理士になるための活動がとても楽しく、
満足感に満ちたものになっているな、と思います。
Instagramでは、日々の試験勉強の様子などをupしています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました～！！
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