マガジンのカバー画像

休職中の過ごし方

16
休職中に感じたこと、挑戦したこと、日々のあれこれ
運営しているクリエイター

2023年9月の記事一覧

小さな幸せを見つけること

休職前、私にとっての”小さな幸せ”とは、子どもたちの笑顔と成長だった。 そのためだったら、先輩に飲み会に行こうと誘われて帰宅が深夜2時すぎになっても先輩のお酒に付き合い、ほぼカレンダー通りの休日だって職場で働いた。 なんだかんだ気づけば14連勤。先輩たちの中には20連勤を超える人も。 世の中でいくら「教員はブラック」と言われたって気にしていなかった。 休職後、その現場から離れて生活を見直してみると、意外にも身の回りに小さな幸せがたくさんあったことに気がついた。 例えば、読み

私が休職した理由

6月から教員を休職して3ヶ月ほど経った。 気づいたらもう3ヶ月経っていた。 私が休職した理由はいくつかあるけれど、ざっくり言うと   業務量の多さ   保護者を含めた職場の人間関係    管理職からかけられた言葉 に傷つき気疲れしてしまったから。 ある時の職員会議で校長が全体に対して言った言葉  「産休・育休を取りたければ、自分で代替教員を見つけて」  「使えない教員はここにはいらない」 年に何回かある校長面談の時には、私自身のキャリア形成について相談しても  「あなたは

休職して3か月

休職して3か月が経った。 「もう」という気持ちと「まだ」という気持ちが入り混じった何とも言えない感じがする。 HSPであること、うつ病であること、そして家族の問題を少しずつ受け入れられてきたような気がしている。 そう思えているのは、職場に行けなくなった私に「ちゃんと休んだほうがいい」と言ってくれた夫のおかげである。思い切りの良い夫に出会えたことに感謝している。 風邪や骨折と違い、うつ病には分かりやすい「治った」が分かりにくい。 薬で何とか人並みの生活ができている状態である