苦手なものが至福のスイーツに

Olá!

つい最近まで苦手だったスイーツがある。

食べられないほど嫌い
というわけではないので
そのスイーツしかないければ食べるけれど
自ら欲して食べるほどではない。

その苦手だったスイーツはなにかというと
ティラミスだ。

ティラミスは好きだという人も多いと思う。

でも私は日本でティラミスが美味しいと
1度も思ったことがない。


「それは美味しいティラミスを
食べたことがないからでは?」

と思うかもしれないけど
私の周りは母も含め
ティラミス好きが多い。

そんなティラミス好きが
「美味しい」
というティラミスですら
美味しさが全く伝わらなくて
「何でティラミスってこんなに人気あるんだろう?」
といつも頭の中は「?」だらけ。

だけど最近、
Azores São MiguelにあるCafe
Confeitaria A Colmeia
のティラミスを食べてから私は虜になっている。

いつもなら
自ら進んでティラミスは選ばない。

でもなぜか
このCafeのティラミスは
「食べて!」
と言わんばかりの存在感を
ショーケースの中から放っている。

「でもティラミスだしな…」

美味しそうに見えるけど
食べたらけっきょく
「やっぱりティラミスだ…」
と残念な結果になるかもしれない。

ティラミスを見るたび葛藤を繰り返す。

けれどつい最近
どうしても美味しそうに見えるので
試しに食べてみようと思い
ティラミスを思い切って頼んでみることにした。

Chá preto(blacktea)とともに
やってきたティラミス。

一口食べて

「！！！！！」

これはティラミスなのか！

これがティラミスなのか！！

マスカルポーネの軽やかなクリーム
その下にはほどよい甘さのチョコクリーム
最後にほどよいコーヒーシロップが染み込んだスポンジ

全ての素材のバランスがいい！
後味もしつこくなくあっさりしている。

やりすぎ感のないこのティラミス
もう虜だ。

これこそ至福のスイーツ。

でも残念なことに
毎回店頭に並んでいるわけではない。

あったとしても
夕方にはなくなっているので
争奪戦。

美味しさ+毎回あるわけではないレアさ

が
さらにこのティラミスを
至福のスイーツにしているのかもしれない。

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