弱さと生きる

半年前ぐらいに「弱さ」と生きるをテーマにしたシンポジウムに参加しました。そこで話されていた「弱さ」とは希望であり、繊細さであり、人と人との関係性の中にあるものであると考えられていました。どうしても「弱い」立場に見られてしまう子どもだけれど、それは、大人が子どもよりも自分の感じていることを「言葉」で「伝えられる」という強さがあるだけで、決して子どもが「弱い」わけではない。ということも話されていました。


「弱い」とは何か

それは自分を持っていないことであり、変化を恐れることなのではないだろうか。

いつでも新しいことに興味をもち、嫌だと主張できる子どもたちを弱くしているのは大人であり、知らず知らずに武器として持つ「言葉」と「教育」という一見強い立場に見える言葉で、子どもの繊細さや希望と呼ばれる「弱さ」を「弱い」ものにしてしまっているのではないでしょうか。


コロナが落ち着いたその先に

こんなご時世が落ち着いた新しい世界で、これから子どもと1番近くで関わる保育者を目指すからこそ、改めてこどもと関わるとはどう言う事か、自分にとってなりたい保育者像とは何かを考え直したいと思いました。

たくさん経験をして色んな価値観を持ち、「弱さ」を持つ大人であり、それを認められる大人になりたいです。

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