見出し画像

はじめてのミラーレス一眼にオリンパス OM-D EM10 Mark3 を選んだ理由

はじめに

はじめまして、佐倉です。
ちょうど5日前から、オリンパスのOM-D EM10 Mark3を相棒に写真撮影をはじめました。

画像1

OM-D EM10シリーズはオリンパスのミラーレス一眼の中でも入門機に位置するカメラ。わたしはダブルズームレンズキットを新品で購入しました。

先日カメラ事業からの撤退を発表したオリンパス。
今からオリンパスのカメラを積極的に買い求める方は多くないのかもしれませんが、個人的にとってもお気に入りの大好きなカメラなので、その魅力をお伝えできたらと思います。

画像2

そもそも、ミラーレス一眼が欲しかった理由

わたしは旅が好きで、これまで訪れた国は20ヶ国ほど。
旅先では極力身軽にさまざまなところを見て回りたいので、これまではコンデジとスマホを駆使して思い出を記録してきました。

1万円もしないような古くて安いコンデジでしたが、小さくて軽く、撮りたい時にサッと取り出してすぐ撮れるその使い勝手の良さにたくさん助けられてきました。

けれど、肝心の写りに満足できていなかったのは事実
(なんならスマホで撮った写真の方が断然綺麗でした💦)。
レンズの交換が必要であったり、ISO、f値やシャッタースピードの調整が必要であったり、複雑で難しそうな印象の強かった一眼カメラですが、練習して満足のいく写真が撮れるようになりたいと考えるようになったのです。

さまざまなメーカーのさまざまな商品を検討した結果、今の選択に落ち着きました。
実はこのカメラを購入したのは2019年初頭。
その後多忙な時期が続き体調を崩してしまったりして撮影できる状況ではなく、やっと念願叶って数日前から撮影を開始しました。
この記事に載せている写真はすべてOM-D EM10で撮影したものです(※カメラの写真以外)。一部現像処理をしていますが、ものによっては撮って出しです。

画像3

オリンパス OM-D EM10 Mark3を選んだ理由 ①
: 価格とデザイン性

どのメーカーも、比較的価格の安いエントリーモデルを販売しています。
今回ははじめての一眼カメラの購入ということもあり、レンズを含め10万円以内で購入できるものを検討しました。
OM-D EM10 Mark3も、2本のキットズームレンズがついて当時7万円くらいだったと思います (もしかしたらキャンペーン期間中だったかもしれません)。
SDカードや液晶保護フィルム、レンズプロテクターなど必要なアイテムを買い揃えても10万円に収まる価格が魅力的でした。

そして、その求めやすい価格とは裏腹に高級感のあるクラシカルなビジュアルに一目惚れしたというのが大きいです。
オリンパスにはOM-Dシリーズの他、PENシリーズというデザイン性に優れたミラーレス一眼のシリーズがあり少し迷いましたが、最終的にいかにもカメラらしい外観に惹かれてOM-Dを選びました。

画像4

もちろん機能面も重要ですが、首からかけていてテンションがあがるというのも大事な要素です。毎日持ち出して常に触れていたくなるほどお気に入りなのは、このビジュアルゆえかもしれません。

理由②
: 小さくて軽く、手ぶれ補正機能が優秀

わたしは旅先でのスナップや日常のスナップが主目的でミラーレス一眼を購入したので、持ち歩くのに不便しない大きさ・重さであることはとても重要な要素でした。

オリンパスのミラーレスカメラはマイクロフォーサーズサイズの小さなセンサーを搭載しているため、APS-Cやフルサイズのセンサーを搭載しているものと比較して小型軽量化を実現しています。
画質の面では劣るのかもしれませんが、わたしの場合はそこまで高画質な画は求めていないので必要十分だと感じています。

画像5

また、他メーカー含む10万円以下のエントリーモデルの中ではかなり優秀な手ぶれ補正機構がボディに搭載されているというのにも惹かれました。
外出先では極力身軽でいたいので、三脚など嵩張るものはなるべく持ち歩きたくありません。
被写体を見つけたときにパッと起動して簡単に綺麗な写真が撮れる使い勝手のよさがとても気に入っています。

画像6

画像7

光の少ない夜でも手持ちで難なく撮影できます (わたしはノイズをそこまで気にしないのでISOを3200くらいまで上げてしまっているからかもしれません💦)。

実際に使ってみて

本格的に撮影をはじめてからまだ数日ですが、休日はもちろん平日の出勤時にもこのカメラを持ち歩き、被写体を見つけ次第撮影をしています。

自分の撮影スキルのなさやセンスのなさにやきもきすることはあるものの、カメラには不満はありません。
操作性もシンプルで、毎日触っているうちに自分で好きなようにモードや設定をいじれる様になりました。
フルオートでも綺麗に撮ってくれるので、簡単に綺麗な写真を撮りたいという方にもオススメです。

基本的にはRAWで保存していますが、カメラ内にたくさんアートフィルターが入っているのでたくさん撮影するときにはそれらを使って撮って出しで使っています。

画像8

画像9

画像10

画像11

このカメラしか触ったことがないので比較はできませんが、付属のキットレンズの使い勝手がとてもよいです。
基本的に14-42mmのレンズを付けっぱなしで使用していますが、被写体に寄ったときに綺麗に背景がボケてくれます。
ズームしなければ風景を切り取るのにちょうど良い画角です。

上の紫色のお花の画像は、ほんの少し彩度を上げた程度でほぼ加工をしていません。色味が鮮やかで綺麗で、気に入っています。

オリンパスのZUIKOレンズの良さは単焦点にある!というレビューをよく見かけるので、次は単焦点レンズが欲しいです。

また、APS-Cやフルサイズ機と比較して低画素だからこそ、データが軽いというのも魅力的だと感じます。
フルサイズユーザーの友人がPCにデータを取り込むところを見せてもらったことがあるのですが、スペックの高いハイエンドのPCであるにも関わらず、データが重くそこそこの時間がかかっていました。
わたしの場合手持ちのPCがさして高性能ではないですし、現状の画素数が自分には合っていると思います。

画像12

画像13

不便だなと思うこと

不満というほどではないのですが、低画素ゆえに大胆なクロップがしづらいところのみ、マイクロフォーサーズ機ならではの悩みがあります。

日常、人通りの多いところでのスナップだとあまり迷惑になりたくないのでその場でガッツリと構図を決めきれないこともあります。
シャッターチャンスを逃さないためにとりあえずシャッターを切るということも少なくないのですが、そうすると後で編集する時に
「余計なものが入ってしまった…」「ここの余白が大きすぎるので削りたい…」 といった気持ちが出てきます。

そこで大胆なトリミングをしてしまうと、やはり画質が目に見えて粗くなってしまいます。
件のフルサイズの高画素機ユーザーの友人曰く、
「自分は満足いかない写真でもクロップしてそれなりに仕上げてしまうことがよくある。低画素機の場合大胆なクロップはできないから、構図を綺麗に取るスキルが上がると思うよ」
とのこと。一発で満足のいく構図が決められるように、練習を重ねたいと思います!

あとは、これはカメラに対しての不満ではないのですが、オリンパスがカメラ事業から撤退してしまったことが残念です。
先程上で単焦点レンズが欲しいと述べましたが、レンズを買い集めるのであれば他メーカーに移行してからの方がいいのかな…とも思います。

まとめ

まとめると、OM-D EM10 Mark3はまったくのカメラ素人でも扱いやすい操作性と小型軽量の美しいボディ、そして使い勝手の良いレンズがついたとてもとてもオススメのカメラ。

わたしと同様に、これから趣味で撮影をしてみたいという方にはぜひ検討して欲しいと思います。

わたし自身、いつかはAPS-Cやフルサイズのカメラが欲しいという憧れがないわけではないですが、現状身の丈に合っていて気の合う大好きなこのカメラと共に、撮影を楽しみたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?