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『サマスペ!』創作の舞台裏⑮ なんと「キャプテン翼の銅像」も!

『サマスペ!』に登場したルフィ像を制作した会社の社長さん(株式会社竹中銅器の竹中さん)が私の後輩で、数十年前、一緒にサマスペ!のモデルになった旅をしていた、ということを以前書きました。

 先日、竹中さんから誘われて大学時代の後輩の飲み会に参加しました。
久しぶりに会った懐かしい面々は、みな『サマスペ!』の旅を経験していて、大いに盛り上がりました。

 自分で書いた小説が酒の肴になるのは何とも贅沢です。

 楽しい時間を過ごしたのは新宿ゴールデン街。卒業以来です。「くらくら」とかよく行きました。たこ八郎さんが酔って寝ていたことを覚えています。

その時に聞いたのですが、葛飾区にあるキャプテン翼の銅像も、竹中さんの会社で手がけたとのこと。

株式会社竹中銅器ホームページより

私は千葉県に引っ越す前、30年来、葛飾区に住んでいて、そもそも小説家になるきっかけが葛飾区が主催していた『かつしか文学賞』優秀賞の受賞だったのです。
その時の受賞作『葛飾弁当店の奮闘』には、人情豊かな葛飾の街が随所に登場します。
もちろんキャプテン翼の銅像も、です。

なんだか私が書く小説には竹中さんがつくる銅像が、さまざまに関わっているようで、またシンクロニシティ意味のある偶然)だと思ったのです。

 ともあれ大騒ぎのうちに夜は更けていき、記憶も怪しくなるのですが、覚えていることがひとつ。

 私たちはかつて「百キロハイク」(百キロを一昼夜で歩く、一部で有名なイベント)をしていました。
 誰からともなく「来年はみんなで歩かないか」と声が上がり、全員で気勢を上げたのです。

(いやいや、さすがに体力的に無理でしょう)
 


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