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どうしても書けないときの秘策<小説の書き方>

これは禁断、というか失敗すると大変なのですが、私は時々やっているので
ご紹介します。

途中まで書いて、仕上げたい原稿があるのに

・集中できず筆が進まない
・なんとなく気分が乗らない
・ほかのこと(趣味やSNSなど)に気を取られる

誰しもあると思います。
そんな時、私がやっていること。

今の原稿をメール・SNS・投稿サイトで

時間予約して送信or公開設定する


ミソは先の時間を予約することで、自分で締切りをつくるのです。
アラームやリマインダーなどとは比較にならないほど強力です。
放っておいたら、未完成そのままの原稿が世に出てしまうのですから。

予約する時間は頑張れば仕上げられそうな時間の少し前。
でもあまり遠い先では意味がありません。
数時間後、あるいは半日とか一日後にして、自分を追い込みます。

送信や公開する先は、原稿が完成したら送ったり見せたりする相手です。

メールなら読んでくれる友人、家族の場合もあれば、プロ作家さんなら
編集者かもしれません。
SNSならフォロワーさんへの作品公開の告知になるでしょう。
投稿サイトなら、原稿の続きを予約投稿したことになります。

たとえばラストシーンを直したいが、なぜか気が乗らない、集中できないというときに、現在の原稿を添付したメールを3時間後に送信予約すれば

「あと三時間後には、この原稿がこのまま公開されてしまう。あの人に読まれてしまう」


そう思うと、嫌でも取りかかろうという気になります。
その結果、集中した作業の時間が約束されることでしょう。
私の場合は、時間内になんとか仕上がることが多いです。
仕上がらなくとも無駄な時間を過ごすことはなくなります。有意義です。

そして忘れずに送信予約を取り消してください。

本当に原稿を送る締切りのある人は、あらためて新しい原稿を添付して送信・公開してください。
(公開は目的ではありません。やる気が出ない状態をなんとかすることが
目的です。そして滞っていた作業が進んだことが成果です)

注意! 送信予約したことを忘れないように

忘れたら意味がないどころか、恥ずかしい失敗になりますので、ご注意を。
私はさすがに忘れたことはありません。送信予約した時点で、スイッチが入って、はちまき状態で作業をしますから。



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