![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144638531/rectangle_large_type_2_e029a730c68349f865104cf0ac55e49e.png?width=1200)
創作大賞 文字数制限、大丈夫ですか?
私の応募作ですが、noteのカウントの仕方で計算し直したら、文字数制限をオーバーしてしまうことが、わかりました!
あらすじは、301文字(規定は300字以内)で一文字オーバーでした。
総文字数は、14.4万字(規定は14万字以内)になってしまいます。
文字数制限ギリギリで書いている方は、ご注意ください。
※noteの画面で入力をして、noteの文字数できちんと計算している方は、問題ないはずですので、読まなくても大丈夫です。
以下、私の場合の原因を書きます。
私は、元の原稿はワードで作成していて、それをnoteの画面にペーストしているので、ワードの文字数で考えていましたが、それが原因でした。
以下の応募方法を、しっかり読んでおけば良かったのです……
迂闊でした&危ないところでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1718836178821-LPMtS9XEXj.png?width=1200)
この画像の右上、赤線囲いの文字数でカウントしないといけないのです。
【あらすじ】の注意
noteのカウントの仕方の特徴は、余白をカウントする、です。
ワードはカウントしません。なので、行頭の余白一文字を何行分か、カウントされたのです。
あらすじの文字数制限は300字です。
私が応募中の『紫に還る』はワードで書いた時、文字数は298字でした。よしよし、と思いました。しかし、あらすじは二回改行をして、三つのブロックになっています。
実際のあらすじで説明すると
カンターは小麦畑に紫草の蕾を見つけた。紫草が開花すると小麦の収穫はできず、部族民は餓死するしかない。祈るカンターの手が燃えるように熱くなり、その力で蕾は奇跡のように枯れた。子ども扱いされていたカンターは認められ、竜と戦う戦士になる。
父親の仇である竜を追うカンターは、川で溺れ死ぬところを何者かに助けられる。辿り着いた大国ユリシアでは、その征服を企むワン族と戦う。卑劣な王子に殺される寸前、カンターの手のひらに突然、炎が出現し……
カンターは、ユリシアの王女とともに、竜を探し紫草と戦いながら旅を続ける。多くの苦難を乗り越える内に新しい力を身につけ、最大の敵、そしてこの世界の不思議な謎に迫っていく。
この文章の文字数はワードだと298字です。しかしnoteのカウントだと
以下の■、行頭の余白一文字が3文字カウントされて、301文字になるのです!
■カンターは小麦畑に紫草の蕾を見つけた。紫草が開花すると小麦の収穫はできず、部族民は餓死するしかない。祈るカンターの手が燃えるように熱くなり、その力で蕾は奇跡のように枯れた。子ども扱いされていたカンターは認められ、竜と戦う戦士になる。
■父親の仇である竜を追うカンターは、川で溺れ死ぬところを何者かに助けられる。辿り着いた大国ユリシアでは、その征服を企むワン族と戦う。卑劣な王子に殺される寸前、カンターの手のひらに突然、炎が出現し……
■カンターは、ユリシアの王女とともに、竜を探し紫草と戦いながら旅を続ける。多くの苦難を乗り越える内に新しい力を身につけ、最大の敵、そしてこの世界の不思議な謎に迫っていく。
気がついた私は、最終行の太字にした「不思議な」をカット。これで297字になりました。
総文字数の注意
一話完結の小説は良いのですが、連載小説の場合は一話ずつnoteの編集画面で確認することになるので、すでに書き上げた小説を連載する場合は、各話を最後までnoteに移さないと、総文字数がわからないことになります。
そして私もそうですが、noteに原稿を写したら、文字組が変わったり、ルビが消えたりするので、note用に修正を加えていきますから、当然、文字数が変わっていきます。
先ほど説明した行頭の余白一文字、この分は確実に増えます。
行頭の余白ができるのは
・文章が終わって改行したとき
・セリフが終わって改行したとき
ですから、短文でセリフが多い人は、たくさんできることになります。
(私もそうです)
私は一話が5000字程度なのですが、それをnoteにペーストすると50~100文字ほど増えてしまいました。
(今日掲載した19話では、行頭の余白一文字が49か所ありました)
40話ほどあるので、それだけで数千字増えることになります。
馬鹿にできません。
私はこのままでは、およそですが14.4万字になってしまうことがわかりました。
重ねて書きますが、こういう人はご注意を。
・ワードなど、他のアプリ、エディターで作成している
・文字数制限ギリギリである
※note創作大賞は、少しくらいは許容してくれそうな気もしますが、やはり文学賞の応募規定は、厳密に守るのがセオリーなので、気をつけなければと、思いました。
○創作大賞の詳しい応募方法はこちらです。
ところで今、気づいたのですが、
冒頭のタイトルとか、最後の<続く>や、「続きはこちらからどうぞ」とか、『まとめたマガジンはこちらです』という案内もカウントするのでしょうか??
noteで文字数をカウントするときに、該当文章を反転させますが、
そのときに、冒頭のタイトルと話数表示、最後の<続く>や「続きはこちらからどうぞ」の部分は、外していました。
ということで、現在、note創作大賞、運営事務局に問い合わせ中です。
どちらにしても、制限文字数ギリギリは避けて、ちょっと少なめにしておいた方が良い気がします。
それではこれで。
○『紫に還る』のあらすじを書いた第一話はこちらです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?