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お店を移る、という事①

お久しぶりです、斎藤です。
前回の記事から気が付いたら随分と時間が経ってしまいました。
半年近く?
年も明けて2022年ですし、その2022年も2月後半です。時の流れというものは本当に早い。

今年でバーテンダーとして働き始めて、9年目となります。
9年…すごく長いわけではありませんが、経験が長い方になってきたのではないでしょうか。
そしてその間に、5回ほどお店を変えています。
今年からは6社目となる新しいお店で働き、今までと違う角度でバーテンダーに、お客様に向き合っております。
そんな私の歩んできたキャリアについて、数回に分けて書かせて頂きます。

転職

この言葉を聞くと、ドキッとする方は多いのでは無いでしょうか?
つい最近までの自分もでしたし、多くの方が混同しているのですが…
実は、多くの方が転職だと思っていることのほとんどが転職ではないのです。

じゃあなんだよって話なんですけどね。
転職とは、【職を変えること】
バーテンダーから広告代理店で働くようになるといったことです。

では私のように同じ業種で所属する会社を変えることをなんというか。
それは、【転社】です。

転社は業種を変えずに再就職する事を指しているのです。
イタリアンからフレンチに、とか、シェフからバーテンダーに、も、厳密に言うと【転職】ではなく【配置転換】が1番近いと思います。
同じ業種内で全然違う事をしている事は理解しておりますが、それはあくまでも業種内でのこと。
職業を変える、とは少し違うかなと考えています。

もちろん、転職も転社も配置転換せずにひとつの事にじっくり向き合うことは素晴らしいことです。
ですが、私のように転社をし、経験を積む事も悪いことではありません。
それぞれのお店でのそれぞれの経験が今の私を作り上げているのです。

そもそもの大前提として、私は転職や転社を積極的にしてくださいという事を言うつもりはありません
転職や転社はあくまでも個人のタイミングですので、闇雲に動くのは得策ではありません。
今回この記事を書こうと思ったのもあくまでも私の経験をお伝えするが目的で、転職や転社を推奨するつもりは全くありません。
ご理解の程、よろしくお願い致します。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、私の転社歴についてです。
簡単にまとめると、以下の通りです。

  • オーセンティックバー

  • ビルの高層階、高級レストランバー

  • アーティスティックなレストランバー

  • 外資系ホテルバー

  • メキシカンレストランバー

そして現在、完全予約制で時間帯がお昼のバーで勤務しております。
いくら同じ職業のままとはいえ、なかなか稀有な歩み方をしていますよね…。
同じような道を歩んでいる人は、絶対にいないと自信を持って言えます
だからこそ、私にしかない経験がある。
私だからこそ、気付けた事がある。
その事をお伝えさせて頂き、読んでくださった方が自分を振り返り、今へと続く新たな学びを見つけられるように願っています。

長くなってしまったので、今回はこの辺りで。
次回は私が学んできたことをお伝えします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。

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