英国チームの公開練習に陸上キッズら熱視線 等々力競技場の様子をツイートする選手も

みなさん、男子サッカーの試合を見ましたか！！
まさかの強豪メキシコに対する金星！うれしい！！　その前の柔道・阿部兄妹のダブル金メダルも最高だったし、その前のスケートボード堀米選手の初代王者にも感涙でした。
こんなことを書くと、一日中テレビにかじりついていたみたいですが、午前中は等々力陸上競技場で、英国の陸上チームの公開練習のサポートをしました。

公開練習は、直前に開催が決定

公開練習は、2日前に実施が決定し、あまり告知もされず地域の小中高や民間の陸上チームに声掛けがあったそうです。そのほか、当日ふらりと通りかかった方も、検温と誓約書の提出などを経て、見学することができました。

陸上をやっている子たちはとても礼儀正しい子が多いと感じました。

間をあけて、会場に入っていく

英国（GB）の陸上は世界チャンピオンを擁する強豪チーム

公開練習では、幅跳びの選手の超人的な跳躍を目の当たりにして、会場の子どもたちからはなんども大きな拍手が起こっていました。
世界的なトップアスリートの演技を目の前で見られるというのは、子どもたちにとってどれだけかけがえのない経験になるだろう、とその拍手を聴きながら思ったものです。
選手たちが等々力陸上競技場で撮影した写真が、それぞれのツイッターなどにあがっていたので、見つけたものだけご紹介しますね。

陸上チームを牽引するディナ・アッシャー・スミス選手のインスタに、等々力競技場や、お見送りするボランティアの姿がー！なんだか嬉しいですね。

幅跳びのジャスミン選手も、等々力競技場の夕日をバックに写真を撮ってます♪

ジャスミン・ソイヤーズ選手は、いかに日本のオリンピックのコロナ対策がしっかりしているか、ということを短い動画を作成して紹介していました。選手目線からの紹介はとても新鮮だったので、英語がわかる方はぜひ見てみてください。

Here’s a little video showing the COVID rules in the @TeamGB prep camp at @Tokyo2020. Lots of people wondering how strict it is/what rules are in place for the athletes. Here’s your answer! pic.twitter.com/4b0fSEzYLN

— Jazmin Sawyers (@JazminSawyers) July 21, 2021

選手たちはキャンプ中は横浜のホテルに滞在して陸上競技場まで来ているのですが、その様子がよくわかりますね。

アスリートのストイックな練習に魅入られる

27,495人を収容することのできる等々力陸上競技場ですが、この日はコロナ対策をしっかりした上で344人が練習を見守りました。

手を振って拍手に応える英国代表選手

英国チームから選手の紹介をしてもらえるタイミングもあり、笑顔で手をふってくれる選手たちの姿に子どもたちの熱い拍手が起こりました。

酷暑の中で練習に励む幅跳びの選手

午前中から強い日差しが照りつける中、宿泊先からシャトルバスで着いた英国チームの代表選手たちが次々と自分のペースで調整・練習をしていきます。

選手には一人ひとりにコーチがついているのですね。二人三脚で調整を行っている様子を、陸上部の生徒たちは興味深く見守っているようでした。

本来であれば、もっと多くの子どもたちと、交流プログラムなども考えていたのだろうと思います。それができないのは本当に残念なことですが、せめてこの日、世界レベルの選手たちの姿を目に焼き付けることができた子どもたちが、今後の人生でこの経験を生かしていってくれたらと思います。
万全の対策をして、キャンプをサポートしている川崎市とボランティアサポーターのみなさまの尽力に心から感謝したいと思います。

選手たちの乗るバスを見守る陸上部の子どもたち。彼らの未来にとって今日という日が特別な日になるかもしれないですね。

3日めも、良い瞬間がたくさん生まれますように！

川崎市の事前キャンプ情報　
等々力陸上競技場および補助陸上競技場
住所：川崎市中原区等々力1-1
オリンピック＝令和3年7月9日～8月2日
パラリンピック＝令和3年8月14日～9月2日