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我は酒を飲む事を止しているなり


1週間、酒を止している。
(下書きをはじめてから日は経ち、今日で10日目に突入)

これは自分史上、何気に前代未聞の長さ。

理由は数珠つなぎにいくつも思い浮かぶけれど、中々実行に移すまでの絶好のタイミングが十何年間と訪れることがなかった。

今迄は、禁酒もせいぜい5日間くらいが最長で、思い出せる2、3度の記憶がある。あからさまな疲労、体調不良、仕事の移動等、めずらしくは気分だったりで1日、2日酒を飲まないことは普段から頻繁ではないけれどある。

絶対に酒を飲まないでは居られないという訳ではない分、飲み過ぎている自覚は十二分にあっても、酒の愉しみに自ら溺れすがるのが年々肥大し、身に染みてゆくばかりだった。


夜になって何となく口にしてしまう日、すごく飲みたくて食事と合わせる日、飲みに行く約束…くらいはよしとして、自分の営みを成立させる潤滑剤としての役目、気分をあげる、やり過ごすスピードをあげる…目的が後付けでも先付けでも出てくるあたりからが危ういライン。

夜の温泉町での仕事をする時でも昼から酒を飲みたいとは年間で数日位しかならない。あくまでも不定な仕事から逆算し、仕事を終えてからが原則なのは第一で、心身を労うことと仕事への情熱を絶やさない御守り…それが段々と(この先を書き進めること15分位をしていたらかなりごちゃ付いてきたので、いつか酒を再開した暁にはその酒力で高みにゆく勢いついでに思いの丈、書き記せたら)エスカレート

今までどんな理由があっても、5日間以上は止め続けられなかった酒を1週間止めた大きな鍵は…獅子舞にあるのだと思う。これは本当に。

途中でまっ、いっか!と、冷蔵庫に冷えてる酒か、酒屋さんにある酒に手と足を伸ばしてもおかしくないのに、不思議とならないのであーる。


なぜ急に獅子舞?というと、昨年の年明けに山咲みみ姐さんの獅子舞イベントにお呼ばれし、お客さんから頂いたお酒などで踊り狂い…
(その後、もうすぐ一年経ちますが大怪我をし、それまでの流れが断ち切れはじめ、壮絶な綱渡りを経ていよいよ本当に後が何も何もない今に至るのですが…)

昨年末から獅子舞?を意識することがあり、年初の伊予国でのステージに向けて準備をしたかったのですが、どうにもこうにも間に合わず四苦八苦していたところに…みみ姐さんから今年もお誘いを頂き、ひとりではどうにもならなかったアヴァンギャルド獅子舞の構想をお話しをすると、旧正月の二月十日に獅子舞をご一緒できるミラクルな運びとなりました。

明日です!はじめての獅子舞に挑戦!




愛媛から帰京(この愛媛と東京の20日と21日にかけての前後も一粒萬倍から5ステージと萬斎さんの新春公演までは酒と光と音と踊りと乗り物の流れに大いに乗ってだったけれど大変に宇宙っぽかった。心身を果てまで使いまくった。)すると、お姐さんの獅子舞との素敵な出会い話をお聞かせ頂け、なんと一体の獅子をお譲りしてもらうことに。

加藤リーヌさん、いつもおいしいを
ありがとうございます!
にごり酒で撃沈
(みのり)
あの日、誰も折れなかった蓮の花。
何気にどツボです。
いつの間にか、酒たらふく飲んで
うたた寝した後
気持ちで向かう早朝ラーメンに
からだはもう
付いてゆかないことを
知ったのも、あの日

(みのり)


即興の達人、天狗さま
フリー素材をわたしも見習いたい
と昨年から思っています


お稽古時間ありがとうございます。



在る、居るだけで愛くるしい


獅子舞って何だろう。中々調べて分かることでもなかったり。実際に中に入って…動いてみたり。獅子を繕うために、色んな観察を働かせていたら…


何だか、AIの能力によってなのかSNS上の大炎上騒ぎを次から次へと覗きまくるのが止められなくなったりしながら、自分にとって避けれない問題のいくつかにもぶちあたり、AIに誘導されているのか火の粉を追いたい衝動が延々と避けられず、頭と体を休めてはどうしても手元の三島由紀夫に纏わる何かを読んだり、観たりする選択が加速し、どうも急に武士道、UFOの存在や宇宙人のことが気になり出し、頭も心もからっぽで仕事屋稼業(緒形拳)24時間かけ流しの刑の間も、手元の板で炎上を察知し観察する虚無は止まらず。自分に火は点けず点かずとも、炎上で心の均整をとっていたのは今となるとあったのかも。いろんな深刻に感じる問題の中でも案外興味深いと思ったのは、ニットに乳首を透かしたファッションで男性専門美容室を開こうという人(写真AI?宇宙人?自分にとっては絶妙な1枚だったし多くの人の目を引いている様子)の発信とその存在。そんな禁酒生活。というより禁酒の反動なのだとは当然疑う。実際、酒を止して1週間くらいは頭への血のめぐりが悪いというのか、全体的に冬の鈍さがもう一膜の鈍さで覆われていたような状態。顔まわりだけはすぐにすっきりしてきた。が、目肩首は液晶、文字、映像、材料などの刺激で深酒同等に酷使した。からだと心。身体、何たるやってことがどこまでも、どこまでも


たくさん意識し、向き合う得体の知れない'獅子'というのがいろんなものをのみんでくれるかの如く………沸々


酒を飲まず落ちついたら蓮の花は無事に折れた(笑)


酒を止すこと、獅子舞、三島由紀夫(武士道)、炎上、AI、宇宙…逆行、左回りなどももちろん意識……からだ=容器、心=モノ、そうでもないを段々と大きく行ったり来たり


(おそらく獅子舞への願掛けで)

我は酒を飲むことを止しているなり。

禁酒後のお酒はまわると聞いて、まだ飲むことは決まってないけどドキドキ動悸が(笑)




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