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やっぱり万人ウケしたいよね。というお話。

みなさん、こんばんは🐼ぱんだです。
明日はバレンタインですが、皆さんはこういったイベント参加してますか。最近では「友チョコ、義理チョコ」「いや、、気もつかうし、お金も使うし、時間も使うし、だるい。。」「お返しもだるい。。。」「社内のバレンタイン非推奨」などバレンタイン消極派が増えて来ましたね。

日本では、女性から男性へ気持ちやチョコを渡す日となってますが、世界的に見るとこれってちょっと変り種ってのは有名で。日本語学校に在籍している留学生の国では、男性から女性へ、チョコに限らず何かを贈る日みたいですよね。去年は、お菓子や花、ぬいぐるみなど学生から貰い、やっぱり嬉しい気持ちになる日でした。


話は逸れますが、やっぱり人からの評価って気になりますよね。特に私なんて嫉妬の亡者、嫉妬モンスターなんで、教師って仕事向かないんじゃないかって思うこともしばしば。。。だって、教師って学生間でもろに評価されちゃう職業じゃないですか。「◯◯先生面白い」「◯先生の授業楽しい」それ聞いちゃうとなんかモヤっとしちゃう自分がいて、「へ、へぇ〜〜〜。うん、あの先生は本当面白いよね。う、うん!」って引きつっちゃう自分がいて、いやぁ、小さい人間で情けない、情けない。

うちの学校では以前、学生のアンケートがあって教師を5段階で評価されるシステムがありました。(最近行われてない。おそらく面倒になったのかな。)やっぱり他の先生に嫉妬しちゃうことがあるんです。

今日はその嫉妬とのぱんだ的付き合いを書こうかなと思います。(ぱんだの器が小さすぎるところが多々あります。気分など悪くされませんようお気をつけください。)

嫉妬の原因

私は先生方の授業見学するの大好き魔なんですけど、その中でも「あ〜、いい授業だった!」と思う先生と「く、くそ〜。。。絶対私の方が面白い。。」と、どれも素敵な授業に変わりはないのに、嫉妬の有無が違うんですよね。
もう原因は2つです。

□被害者意識の表れ
□不協和の情報
□承認欲求不足

1つずつ個人的に分析していくと、まず被害者意識の表れ。
「◯先生、面白い」=「ぱんだ先生より面白い」という世にも恐ろしい認識をしちゃってるんですね。学生が本当にそう思っているかはさておき、そんな先生達を比較するような発言を学生がしてるわけじゃないんです。なのに、勝手に自分で争って勝手に負けた気になってると。こりゃホラーですよ。もう劣等感の塊ですよ。

2つ目の不協和の情報は被害妄想と近いですが、例えば恋人にフられることは情けなくて、惨め、人生オワコンだ。と間違った情報が植えつけられていること。授業中に学生が携帯をいじった=授業がつまらない、教師としてオワコンということにはならないですよね。学生に必要な情報を与えられなかった、授業より興味があることが携帯にあったという事実だけで、教師オワコンといったことにはならないです。

最後に、承認欲求不足ですね。
もうこれは単純です。「もっとぱんだを褒めて!面白いって言って!」ってだけですね。承認欲求って無限ループじゃないですか。怖いですよね。あ〜、恥ずかし情けなし。。

嫉妬は気付き

先ほど、嫉妬を抱く先生とそうでない先生のお話はしました。で、だいたい前者の気持ちを持ってしまう先生って、年齢が近くて、「面白い」って思われてる方なんですよね。この対象者の分析で見えてくるものがあります。そう、この嫉妬を抱いてしまう方って自分のセルフイメージ・理想のセルフイメージに近い方なんですよね。繰り返しになってしまい申し訳ないんですが、どうやら私のキーワードは「面白い」のようです。
あの人が褒められるんなら、私だってそうやろ!と近しい人に対して抱いてしまうんですね。私がビヨンセや孫社長を尊敬することはあっても嫉妬することはありません。もうベクトルが違いすぎますから。

SNSで自由に個人が発信者になれるようになって嫉妬のタイミングって増えませんか。「なんで似たような投稿してんのに、この人のいいねめっちゃ多いのよ。」とか「ジャンル一緒なのになんでフォロワーこんな多いのよ。」とか。でも、そこに「どした?なんで嫉妬してんのよ、自分。」とWHYがあると、自分のセルフイメージ、特質とか長所に気付けると思うんです。

嫉妬とのお付き合い

嫉妬を自覚することで自分を見つめ直すきっかけにもなるわけですが、できればモヤっとした気持ちをずっと抱きたくはないですよね。そこで個人的に気をつけてることを数個書きます。

・プラス思考で戦う
・期待値を適正な水準まで下げる
・皮肉を振り切っちゃう
・邪心を作業時間で潰す
(・置き換え思考で逃げる)

プラス思考で戦う
嫉妬を自覚したら、相手に敬意を払い戦いを開始します。刃を研ぐってだけです。対象者を分析し、真似て、学んで、取り入れて、理想のセルフイメージに近づけるように、自分も努力するってことです。

期待値を適正な水準まで下げる
先生方は、授業準備に愛と時間をかけて作成してるわけじゃないですか。ここでこんな質問がきて、はい、ここ爆笑ポイントとか、授業を妄想しながら。
でも、そんな想定通りの授業が毎回行われるわけないんです。「1コマ全部、魅了させてやるぜ!」ではなく、「授業中ちょっとでも笑かせる。」くらいで、小さな成功体験を積んでいったほうがいいと思うんです。その時にオススメなのが、記録・メモです。最初から大きい目標を掲げて、ネガティブ反省メモを書いていくのではなく、ポジティブなことを書くこと。自分のフィードバックを続けることで自己効力感がアップできます。

皮肉を振り切っちゃう
嫉妬の気付きは、現状の自分の能力の気付きでもあります。嫉妬しちゃう箇所って今の自分に足りていないところでもあるってことですよね。もうそうしたらそこをジョーク、ユーモアに変えちゃう。
昔の王様は道化師を身近に置いて、あえて自分のことをバカにさせたり皮肉ったりさせ物事を多面的に見ていたようです。そう、妬みを多面的に見るんです。

邪心を作業時間で潰す
これ、どんな悩み事にも共通してるんですけど。悩んでる時って暇なときなんですよね。暇を持て余しちゃってるんです。人間の脳って情報を受信したら0.5秒でそれが不快かどうか判断しちゃうんですって。0.5秒ですよ。邪心に対しては悩む時間を0.5秒でも与えちゃいけません。熱中できることを持ち、そんな暇を与えない。おかげさまで私たち教師は、授業準備という熱中できるものがあります。本を読んだり論文を読んだり先人達のつぶやきを見たり、授業の肥やしになる時間で邪心を潰していけばいいんです。

(置き換え思考で逃げる)
ちょっと最後にしてこれはいいんだか、悪いんだかわからないもの書いちゃうんですけど、不協和の情報を置き換えちゃうってことです。有名なイソップ童話に「酸っぱい葡萄」というものがありますね。高い木になっている美味しそうな葡萄を見つけた狐が、何度も跳ね上がってその葡萄を手に入れようとするんですが、何度やっても届かない。最後に狐は「はっ、あんな葡萄美味しくないやろ、どうせ酸っぱいだけや。まずいに決まってんねん。」と諦めるやつです。自分の能力の低さをフォローするために相手側の価値を貶めて心の平安を図る。そうすれば心理的負担は少ないですからね。
例えば、楽しい授業をした先生がいたとしても「ふん、どうせ世間話で盛り上がっただけでしょ、学生の身にはなってないでしょ。」と負け惜しみするパターンですね。

まあ、最後のは心理的負担を軽くするための奇策という感じで
オススメは上記の4つですね。(なのに5つ目の説明が1番長い!)

嫉妬を感じると、自己嫌悪になったりもしますが嫉妬って決して悪い面ばかりではないですよね。
嫉妬を自覚し、セルフイメージを見つめ直し、さらなるセルフイメージを描く。

嫉妬に負けてしまうのではなく、嫉妬とうまく付き合っていけたらいいですよね🐼


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