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RIZIN.36観戦記と与太話 平本蓮さん キックボクサーのテイクダウンをどうにか切ってスプリット判定勝ちの巻

めんそーれ。沖縄。やってきました沖縄大会。

沖縄大会に我らが「淡路島観光大使」住村竜一郎さんが登場すればおれたちのスーパースター皇治兄貴とセコンドを務めつつ沖縄に行けて、アーセン山本さんのセコンド芸を見物しつつ、ブエノチキンを買って帰ってくるエンジョイセコンド紀行となるところでありましたが、住村さんが5月に怪我をしてしまいそれどころではなくなってしまったので今回は東京で静かに見物です。またセコンドをしつつ現場の生の声をお届けしたいです。

沖縄大会はPPVが50万件売れて東京ドーム札止めのTHEMATCH2022後初のRIZINです。大会のカード発表がフジテレビ放送取り止め言い訳会見の翌日だったこともあって、バツが悪いというか、間が悪い大会ではありますが、結果的にはPPVが50万件も売れて事なきを得たというか、懐が温まって皆が忘れてくれたところがあってよかったです。とは言ってもTHEMATCH2022後初の大会ですから大事な大会であることは変わりません。でも大丈夫なんですかね。このカードで。朝倉海さん欠場もあって流石にカードが弱いと思うんですよね。

朝倉海さん欠場でメインイベント消滅 ヨカタじゃねえんだよの巻

朝倉海選手が拳の怪我のために試合直前欠場。
詳しい事情はわからないところでありますが、直前での欠場は頂けないと僕は思います。今回はメインを任されていたわけですから、メインを飛ばす直前欠場はプロ格闘技選手として責められても仕方がないと思います。

試合欠場に関しては万全でなければやらないのも考え方として否定しません。万全でなくて取りこぼしたらと考えるのも分かります。僕の考えとしては試合は団体があって対戦相手がいてお客さんがあってできます。みんなでやっていることだから自分の体調が悪いくらいで穴を開けられないと思って何があっても試合はするのが僕の考えであり受けてきた教育です。そこら辺は平田樹さんのときにこってりお話させていただいているので以下でどうぞ。個人主義で個の利益を優先するのも分かるけど仕事は皆でやってますからね。

まあそれはそれとして。拳の怪我に関しては大晦日に傷めていた箇所ではないかと思うのですが、拳は癖になりやすく何度も繰り返す選手が多い怪我の箇所です。怪我をした際に保存療法か手術かで選択が分かれることがありますが、選手はできるだけ手術を避けたい心理が働いて保存療法を選びがちですが、同じか少し期間が長引くくらいであれば手術を選んだほうが完全だと僕は思うのですよね。朝倉選手の場合は拳を怪我しやすい打撃力だったり、技術のクセがある上に前回の試合の負傷が悪化した形なのかなと思いました。ここはしっかりと手術して治していきたいところですよね。お大事にしてください。

RIZINとしてはPPVの柱の朝倉選手欠場は直前発表にしたかったのは分かるのですが、代役の昇侍選手が匂わせたあたりから朝倉選手の欠場だけでも発表した方が誠意ある対応に見えたかもしれません。気持ちはわかるんですけどね。まあ昇侍さんは匂わせんなよって話なんですけどね。出たがりだから仕方ないのはわかりますけど。まあそれとしてヒートを買い過ぎたのか、5万人まで無料の措置でサブスクサービスへの流入とプロモーションと考えたらそれはそれでアリだと思いました。

RIZIN地方大会による地方活性化

RIZINが地方大会でご当地選手を起用するおかげで地方の格闘技が活性化している部分は間違いなくあります。沖縄大会でも首都圏で活躍する沖縄出身選手が凱旋して試合をする場合もあるし、沖縄在住の選手が地元を背負って試合をする場合も場合もあって、どちらにせよ選手のモチベーションは上がっているように思えます。

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