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#noah_ghc 両国国技館大会 船木誠勝戦 木曜日17時からABEMAで放送 

5月4日NOAH両国大会で初めてNOAHのリングに上がらせてもらうことになりました。思っていたよりも時間が掛かったのが正直なところだし、それだけ敷居の高い格式高いリングなのも重々承知なので、ここまで辿り着くにあたって尽力頂いた関係各位に感謝しています。試合で返せるように頑張るのみです。

当日は16時からAbemaで無料生放送で視聴できますので、リアルタイムで青木真也対船木誠勝を観戦して頂けたら嬉しく思います。スマホでPCでテレビ画面で、どこでも観られるのがネット放送の強さなので、リアルタイムでお楽しみください。

闘うことを職業にしているとより強い相手とより注目されるところで自分を活かして闘いたいと思うものです。現在のNOAHは強さに注目度も勢いも揃っているし、何よりも選手とスタッフが希望と気合いを持ってやっていて、ここで試合をしたら楽しいだろうし、自分の力がより広がって行くと思っていたので、今回こうして辿り着けたことを今後の何かに繋げたいと思っています。NOAHであれば思いっきり闘えます。

今日、記者会見で船木誠勝選手と向かい合いました。

向かい合って「怖い」と感じました。覚悟の決まった人の眼をしていた。

僕は退かないようにするのが精一杯でした。目は怖くて合わせられなかった。これは闘いを前にしたときの独特の緊張感ではあるのですが、船木さんの自らの年齢による衰えや今の自分の力と取り組みをありのままに虚勢を張ることなく、穏やかに話すのを横で聞いていて、僕がまだ踏み込めていないであろう強さと不気味さを感じました。殺される覚悟をしているからこそ、全力で殺しに行けるのは格闘技でもプロレスでも同じなのですが、船木さんは高い次元でその覚悟ができていて、まさに刺し違える覚悟とはこのことだなと思いました。

船木さんは言葉では殊更に僕を立ててくれるけれど、その言葉を額面通り受け容れていいほど、僕は船木誠勝を侮っていないし、僕の知っている船木誠勝は文字にできないくらいに狂気を持ち合わせた人です。だからこそ全力でぶつかれるし、全力でぶつかる価値のある人で、超えなければいけない人だと思っています。

この試合を迎えるに当たって39年と11ヶ月全力で生きてきました。日々懸命に生きて、懸命に働いてきました。おかげさまでたくさんの経験と学びをさせて頂く中で、コツコツと毎日積み上げてきました。毎日、積み上げてきたのです。日々の取り組みで積み上げてきた存在を船木誠勝に全力でぶつけます。そこで叩き潰されるかもしれないし、消し去られるかもしれないから、逃げられるのであれば逃げ出してしまうのが楽だとも思うけれど、逃げずに闘うことでここまで積み上げてきた存在だからこそ、今回も逃げずに闘います。お互いに真っ向勝負です。

5月4日全力で闘います。「プロレスでしょ?」だって?バカ言ってんじゃあないよ。存在を賭けている闘いは怖いですよ。存在を賭けているのは真剣勝負は仕事でも格闘技でもプロレスでも皆同じく怖いものですからね。青木真也の闘いをしてきます。それでは木曜日に会いましょう。

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