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格闘技選手とマネジメントや手配師の話 

新年度いかがお過ごしでしょうか。

令和5年度も徳俵一杯ではありますが、格闘技選手として迎えることができました。これも一重に皆様のおかげでありまして、深く感謝しております。40歳直前ではありますが、そこいらの格闘技選手よりも格闘技選手だし、衰えある中でもそれなりに腕を維持しておりますので、今年度も格闘技の試合ができるといいなと思っております。

最近は格闘技選手がマネジメントと契約する発表が増えてきました。マネジメントやブッキングをするエージェントや手配師的な方は昔から存在はしていたのですが、平良達郎さんの米国マネジメント会社契約から即UFC契約の流れが、平良達郎さんの力あってこそのUFC契約だったはずがマネジメントの力と見えたのか、見えるようにしたのかはわかりませんが、とりあえずマネジメント会社の顧客が爆増したようです。格闘技選手はみんな純粋で従順で言うことなしですよね。海外のマネジメントに紹介のキックバックを狙うような日本人がいらっしゃる話も漏れ伝わってきています。良い人なのか、バカなのか、腹が黒いのかはよくわからないところではありますが、とりあえず考えればわかることがわからないアレな方なことだけはよくわかりました。まあそれはそれとして。

どいつもこいつもとりあえずそれっぽいマネジメントと契約しておこう的な流れに、マネジメント側のとりあえず青田買いよろしく契約しておこう的な流れが、合流すると絶妙に混じり合いドブ川感を醸し出し、世も末であることを感じずにはいられません。相変わらず雰囲気に流される人間の多いのが格闘技業界だなと警笛を鳴らして問題提起をするようなふりをして、ニヤニヤとしている話を音声発信アプリvoicyで話したところ、思いのほか視聴数が伸びていて、「みんな思っていたんだよね!」と気づきを得ました。

マネジメントの方々からするとめんどくさい話をしてくれるなよと思うかもしれませんが、マネジメントに所属するなといった話ではなく、マネジメントがそれなりにチャンスを持ってくる場合もあって、自分の頭で考えて、自分の目標達成に必要なのであれば協力を仰げばいいと思うし、不必要だったり、自分でできるのであれば自分でやるに越したことはないという話でありますので、誤解なきよう御理解いただけたら幸いです。

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