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8月9日 RIZIN.22 - STARTING OVER - 試合見所を

格闘技再開と業界のクオリティマガジンであるゴング格闘技が立派な表紙にしたところ、無観客試合でもなんとか大会開催をしていた関係者が首を傾げる事案が発生しておりました。

「松山編集長!流石にその書き方はねえっすよね!」とは思いはしますが、まあ仕方がないというか、表現の自由でありますし、「じゃあ出ねえよ!」とか「広告出さねえよ!ボケ」みたいな話でいいと思うのです。僕は取材をしていただいて、渾身の出来のインタビューができて、自信作だったのにも関わらず、最終ページで「松山編集長!さすがです!」となりました。交通費1200円で練馬から横浜まで行ったんやぞ!

まあそれはそれとして。

格闘技=RIZINだと解釈するのであれば、格闘技再開のキャッチも理解ができますし、実際に国内のMMAでRIZINが大きな役割を占めるのに異論はありません。だからこその格闘技再開は理解ができるけど、まあ共感はしないっすよねってところです。

RIZIN横浜大会開催には様々な葛藤や苦悩があっただろうし、クラウドファンディングの開催など苦労もあっただろうと思います。そこら辺はこちらに。

ちなみにチケットの売れ行きがカンバしくないような半紙も漏れつたわってきまして、カードもあれだから、まあそりゃあそうだよねって話だし、切符代も高いし、なかなか厳しい時世だなあと思っています。

おっと。今回は試合の見所記事ですので、試合の見所解説に行きましょうか。

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RIZIN 女子MMAルール:5分 3R(49.0kg)
※肘あり
浅倉カンナ vs. 古瀬美月

このマッチメイクが実現してしまうのもコロナウイルスの影響で、外国人の入国が制限されている現状があります。本来であれば、浅倉選手と外国人選手が一番座りがいいのですが、この状況の中で丁度いいマッチアップでこのカードになったのでしょう。

浅倉選手は22歳にしてキャリア20戦を誇り、RIZINのチャンピオンにまで君臨した選手です。今さら説明の必要もないくらいのRENA、浜崎両選手と並ぶRIZINの顔です。

レスリングを軸にした攻めに加えて、最近は打撃技術も向上し、オールラウンダーと評するのが一番座りがいいと感じます。22歳にして落ち着きと充実を感じます。

対する古瀬美月選手はabemaTVの格闘代理戦争で注目を集めた選手です。そこらへんの諸々はこちらに記しましたのでよろしくどうぞ!

浅倉選手と古瀬選手は比較にならないほどの実力差があるし、試合としては賭けが成立しない試合です。なので試合はワンサイドで浅倉選手の試合になるのは明白です。なので試合としては見所は特にないのです。

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