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週一サウナになった青木真也が「サウナしきじ」で考える サウナブーム終焉!?&サウナ文化とコンディショニングの話 

最近は練習を週4日に制限しているおかげで良好なコンディションを保っております。20代は週6日、30代は週5日の練習でやってきましたが、40代に入ると身体の回復が追いついていかないので、週4日の練習でコンディションを保っています。おかげさまで試合をするかしないかはさておき、試合ができるコンディションを当分は維持できると思います。そろそろ試合したいところですね。

週4日の練習をどう配分するかは練習と仕事のスケジュールで決めるようにしています。今週は月曜から木曜に練習をがっちりまとめたので、木曜日の夜に静岡まで来て、金曜日は朝からサウナしきじで過ごしております。出社もなければ、自分の都合で仕事を決められるお気楽フリーランスだからこそ成せる技ではありますが、それなりのリスクを背負って自分の名前で仕事をしていて、何かあったら即路頭に迷う緊張感が同居していることは忘れてはいけません。まあそれはそれとして。

サウナしきじにいるときに格闘技界隈のタイムリーな話題としては、明日に試合を控えた北岡悟さんが1日で6ー7kgの水抜き(サウナによる脱水減量)を敢行していて、丁寧に自らのnoteで体重の経過をレポートしておるのですが、真似してはいけない笑ってはいけないが同居することで水抜きエンターテイメントに仕上がっておりまして、クラウドファンディングを計画する前にまずは有料記事にするところからだろうと思いました。まあそれはそれとして。

北岡悟さんの極地的なサウナネタとは別にサウナブーム終焉か?の記事がTwitterで話題になっていました。

サウナブームは確かに落ち着いてきてはいるけど、ブーム=現象ではなく温浴文化の一部として定着しているように思うし、タピオカやカルディとサウナを同じにするにはちょっと無理がある記事だと思っていたのですが、案の定、サウナファンからそれなりの反発を喰らっていて、熱狂的なファンのいるジャンルを生半可な気持ちで触ると痛い目に遭うのはどこも同じだなと思いました。

プロレスや格闘技もコアなファンがいて、ニワカファンが触ると痛い目に遭うのは定番ではあって、有名なところではブシロード木谷社長の「すべてのジャンルはマニアが潰す」に代表されるネガティブに捉えられる風潮はありますが、「創り手がマニアをアテにしたときに衰退する」のであって、コアファンが悪いわけではないと僕は思います。そもそもサウナも格闘技もプロレスもメジャーなものではなく、好きな人が好きでコアファンに愛されるサブカルチャーでいいと僕は思っているので、ブームを最初から気にしていないどころか、ブームなどいらないと思っているタイプです。

サウナに関しては個室サウナができたり、過度なサウナと水風呂ができたり、ロウリュウサービスをする有名熱波師で人を集めたりしているのを見ると長続きしないような気がしていて、淘汰されてファンがついているサウナが残っていくのだろうと思います。コミュニティとか、雰囲気とか、店主の想いに共感するようなものがないとサウナだけでは残らないだろうと何を今更当たり前のことを思います。

僕はほぼ毎日サウナに行っている時期がありまして、行きつけサウナの中村浴場の定休日である月曜日以外は毎日行っていました。格闘技選手として身体のケアでサウナに行っているように外からは見えただろうと思うのですが、身体のケアの側面よりも離婚別居の孤独感を埋め合わせる意味と単純なサウナの快楽を求めて行っていたのが正直なところです。街のコミュニティがある銭湯サウナは独居中年の孤独を埋め合わせるにはもってこいです。

僕は今はサウナを週1回入るか入らないかにしています。
これはコンディションを考えてサウナを週1回に制限しているのです。。答えから言えばサウナはダメージが大きく、疲労回復したようにその瞬間は感じるけども、結果としてダメージが蓄積されて行くので、今はサウナに行かないことが逆にコンディショニングとなっております。

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