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『RIZIN.22』『23』を大総括! 勘違いするな。人前に出るなら恥をかく根性を持て!

去る8月9日と10日に新設されたぴあアリーナMMで開催された『RIZIN.22』と『23』。なかなか観客の入りも厳しいもので、まだまだコロナ禍に世の中があることを感じさせる結果になったが、リング上ではそれはお構いなしに激しい試合が展開された。今回はほぼ半年ぶりに開催された『RIZIN』の率直な感想を“バカサバイバー”に聞いてみた。正直、興味深い内容です!(聞き手◉“Show”大谷泰顕

▪︎頑張ったRIZIN 

――“バカサバイバー”、ようやく『RIZIN.22』と『23』が終わりましたよ。
青木 どんな感じですか?
――客入りが厳しかったですね(『RIZIN.22』が2,905人、『23』が4,410人)。何を一番感じたかって言われると、それを感じました。
青木 ああー。
――要は、まだ世の中の主役は全然、コロナなんだなっていう。
青木 ですね。
――もちろん、対戦カードの問題もあったんでしょうけど、そういうことでもないというか。
青木 まあ、よくやってますけどね。
――お!
青木 僕も今、DDTとかに出ていますけど、やっぱり客入りは厳しいですよ。
――そういうもんなんですね。
青木 だから今回の客入りにしろ、クラファンにしろ、結果的には頑張ったと思う。
――クラファンも?
青木 7,000万円くらいは行ったんでしょ?
――そんな感じですね。
青木 大したもんじゃないですか。
――このご時世に頑張りましたよね。
青木 そう思います。
――今回の『RIZIN』を語っていく時に、いくつかキーポイントみたいなのがあって。
青木 ええ。
――そうは言っても、そんなにないんですけどね。
青木 まあね。だってしゃべれるようなコンテンツとしてつくってないから。
――そうなんですよねー(苦笑)。
青木 ですよね。
――読んでいる方にどこまで伝わるのかわからないけど、ここで語っていることって、実は絶賛していることもクサしていることも、実は同列なんですよね。
青木 要は、話題にならないほうが問題っていうね。
――半分、ネタバレになっちゃいますけど、そういうことなんですよね。
青木 伝わりづらいでしょうね、この感覚は。
――かもしれないですけど、要するに、大きい視点で引っかかりがあったってことだからね。
青木 今回の『RIZIN』に行って、ここで話すようなことって何がありました?
――あのー、これ、“バカサバイバー”と過去に縁があった選手だから言うわけじゃないんですけど、自分は古瀬美月なんですよね。
青木 ああー。
――今回、浅倉カンナに秒殺で完敗したけど、試合後のコメントを見ていて、いったいなんなんだ? と思った。まだ19歳の女の子だと思えば、そんなもんなのかなとも思うけど。
青木 どうなんでしょうね。
――インタビュースペースにいたら、もの凄く落ち込んだ雰囲気で、「1年くらいリングから離れたい」ってコメントしてたんですよね。
青木 ええ。
――ホント驚いた。だって過去に“バカサバイバー”の推薦選手になる運があって、『RIZIN』に出る運があって、格上の浅倉カンナと試合できる運があった選手にしては、それ、ちょっとどうなんだっていう…(苦笑)。
青木 その話でいうと、これは何度も言ってきたことですけど、要はインディーなんですよね。

▪︎人前に出るのは恥をかくこと

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