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RIZIN LANDMARK 9 in KOBE サトシソウザさん 技ありハイキックで中村K太郎さんを吹き飛ばすも話題の中心は木村ミノルさん!?の巻

やってきました。RIZIN LANDMARK 9 in 神戸。

100万ドルの夜景に負けない試合が今宵も完売御礼の中で行われておりました。LANDMARKシリーズが佐賀で行われたのは「佐賀にランドマークはいくらなんでもやりすぎじゃ…。」とも思ったのですが、今回の神戸であればLANDMARKが適当だと思います。いっそのこと神戸雷神とか、名古屋雷神の方が分かりやすく親しみやすいと思うのですがどうなんでしょうか。

RIZINの3月大会→4月大会→7月超RIZINの流れは斎藤雅樹、槙原寛己、桑田真澄の先発3本柱から、最後は石毛博史に繋げる90年代前半の巨人軍を彷彿とさせる勝利の方程式の装いを感じさせられます。最後の抑えが佐々木とか高津のように「大丈夫!」と心の底から思えないドキドキ感も合わせて楽しませてくれる辺りも嫌いじゃないです。まあそれはそれとして。

神戸大会は格闘競技視点で良いカードが並んでいて、佐賀大会のメインで無理矢理にまとめるスタイルの興業ではないのもあって、切符も完売に繋がる好循環が回っているようにお見受けします。これでPPVが売れるかどうかはわからないところで、底固く箱推しのファンと格闘技ファンがPPVを購入してくれるので、あとは券売で利を取る昔ながらのスタイルだと思います。日本の一部のインパクトのある興業以外は結局はゲート収入頼みなところがあって、そうなると手売りが肝になってくるのは音楽だろうがプロレスだろうが格闘技だろうが同じ構造になっています。まあそれはそれとして。

今大会は格闘技ファン垂涎の勝負論のあるカードに地元選手の晴れ舞台に珍味的な客寄せカードまで揃っている幕の内弁当的な大会になっていて、バランスとしては今の日本の中では絶妙な塩梅になっている大会だと思います。応援で言っても楽しめる絶妙な塩梅と湯加減を作り出すのは日本国内に根を張って作るRIZINの真骨頂だと思います。そんな大会を青木真也の視点で今回も丁寧に解説していく所存でございますので、今回も存分にお楽しみください。オープニングセレモニーでなく、榊原信行さんの挨拶で始まるLANDMARKスタイルはスムーズでいいと思います。

※今回も月刊青木真也特派員と称したスパイ東スポ前田を会場取材で送り込んでおります。月刊青木真也特派員も会社との調整がついて何よりです。でもわざわざ経費を使って取材しなくとも、青木真也と電話取材でそれなりになんとかなってしまう様式美を完成させた今となっては現地取材もいらないのではないかと思わなくもないです。みんなで読もう!東京スポーツ!月刊青木真也をお勧めしています。試合前の記事も試合記事も日常の青木真也記事も1ヶ月楽しめます。みんなで読もう!月刊青木真也!



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