RIZIN.37 見所と与太話 幕の内弁当 メインカードがない中での総力戦の巻 ※追記しました
やってきました。RIZIN.37さいたまアリーナ。
外国人選手は一応招聘しているけれど女子選手であったり、そこまでの大物ではなかったりで「何かが起こる」感がない大会に仕上がっている今大会ですが、無理をせずに続けていくことが大事との表明なようにも見える大会でこれはこれで火傷しない谷間の大会としては大切な運営方法なのだと思います。そりゃあドキドキ感は少ないですけど。
「何かが起こる」感が大事なのはプロレス格闘技問わず全てのエンタメで大事なことで「THE MATCH 2022」があそこまでのドル箱大会になったのは「何も起こらないのだけど何かが起こるように見えた」からであって、「何かが起こる」感の演出に時間と労力を割くのは今も昔も変わらない王道なのだと思います。猪木アリだって、小川吉田だって、那須川武尊だって何かが起こる雰囲気があったからこその注目と売れ行きだったはずだし、そこで何もないのが常であったとしても「何かが起こる」感の有無は大事なのだと思います。
そこで言うと今大会は粒揃いではあるけれど、役者一人の強さはなく、その意味で言えば格闘技の実力的にはアレだったとしても平本蓮さんの出場された沖縄大会の方が役者の強さと何かが起こる感はありました。粒揃いの総力戦はなかなか難しいところがあって、最近の傾向としては一つの強力なカードの強さで築いていくのが主流であると思います。三大世界戦よりも一つの強いカードで行く一昔前のボクシング手法が今の主流であって、今大会はなかなか難しい大会であるけれど、格闘技好きとしてはそれなりに楽しめるカードではあるし、青木真也noteの腕の見せ所であり真骨頂ですから気を引き締めていく所存であります。
今大会前に面白い話が少ないので与太話に幅ができないところではありますが、話を広げて伸ばして丁寧な与太話を心がけていきますので、ひとつよろしくお願いします。与太話で言えば書けない面白い話はあるのですが、流石にこれを書くと僕の書き手としてのモラルを失うところもあって、筆が止まってしまいます。人間関係が壊れたりギクシャクするのは気止めないのですが、自分のモラルや信用がなくなってしまうのは避けたいところです。北岡悟さんは敗戦後も元気そうで何よりです。
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