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RIZIN.23 - CALLING OVER - 試合感想

RIZIN2日目

1日目の観客数が主催者発表で2805人。
切符が売れていてこなかったのかもしれないけれど(ちょっと考えづらいけど)、5000人で2805人はなかなか厳しいものがあります。観客数を1万人から5000人にして、それでもこの人数となると未だに主役は「コロナウイルス」なのだと再確認します。今は風向きがよくないのは誰にでもわかるからこそ、今はチャンスだとも思っているヤマ師は多いはず。

1日目を終えて。「真剣勝負」をしていたのが矢地選手だけでした。
ここでの「真剣勝負」とは存在を賭けた試合であって、格闘技をやっていたら真剣勝負ではありません。格闘技だから真剣勝負だと思っていたら、大きな間違いです。格闘技にだって、仕事にだって、プロレスにだって真剣勝負は存在するんだ!

PRIDEの流れを引き継ぐRIZINは真剣勝負の流れを受け継ぐ団体のはずです。高田ヒクソンで始まったPRIDEなのだから、真剣勝負の究極であったはずだし、石澤ハイアンなど真剣勝負で観客を惹きつけてきたのです。

そこに真剣勝負が存在し難いのはどうにも切ない話ではありますが、まあ仕方がないと思っています。2日目は朝倉扇久保に真剣勝負の匂いを少しだけ期待してしまいますが、あまり期待せず、上手でいい試合が流れていくのを覚悟して見ていくことにしています。

2日目は券売もそれなりにいい話を聞きます。
あとは試合で応えるだけの状態でしょう。

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RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
※肘あり
朴光哲 vs. 青井人

朴選手は基本的にはステップを使ってのカウンターのスタイルです。

相手を待って待ってのスタイルなので、対戦相手によっては噛み合わないこともあります。そこに年齢もあるので、なかなか自分から攻撃するスタイルは消耗を考えると難しいところです。

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