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週初めの練習と現役生活を続ければいいのではない話

月曜日は午前中に練習。10時からのグラップリングスパーリングに新しくきてくれた選手との練習の相性がとても良く満足の練習ができました。トータルで5分6本の短い練習ながら密度のあるいい練習。練習後すぐに自転車移動してミット打ちを3Rして今日の練習は終了。質量共に適切でした。

金曜日からの盛岡出張で、格闘技への気持ちが充電されていたので、練習前から練習をするのが楽しみな気持ちでした。ここまで好きなことに出会えているのは幸せなことです。ずっと格闘技の練習は楽しいです。

出張先の撮影時 仕事してます

練習に来てくれた若手選手の身体も体力も気持ちの全てがフレッシュで青春とはこのことだと強く感じました。嘘偽りない希望と強さを求める姿勢に自分自身の斜に構えた姿勢を正されるような気がします。思えば僕も「世界で一番になれる」と本気で思えていたことがあって、20代の数年は世界で一番になることに懸けていました。あの時間があるからこそ、格闘技の腕も上がったし、格闘技と自分自身への理解も深まりました。あの時間があるからこそ今の青木真也があります。

今の僕は自分自身の追求と探求に向いていて、今日の自分よりも明日の自分がどれだけ成長できているかを指標に日々目の前のことに取り組んでいます。格闘技でも仕事でも身の上に起こるすべてに向き合うことで確実に強くなれる実感があります。何が起こっても真正面から向き合うと強くなれることを知ると逃げずに向き合うのは大事だと思います。まあそれはそれとして。

昨日、大石真丈さんが54歳でMMAの試合をして1R早々にノックアウト負けする姿を見て思うことがありました。試合を裁いていた梅木レフリーのレフリングが素晴らしかったのと同時にリスクのある仕事でやるのは大変だろうなって思ってました。選手、メディア、プロモーター、ファンと様々な角度から考えてみてゾッとしました。観ているこっちが心配で胸糞悪くなってしまうのはプロの見せ物として成立していません。ここからは内容が内容なので有料記事にします。

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